妊娠・出産・産後に関するお役立ち情報は、特に2012年に書いたものが多いため、古くなってくるものもあります。
あくまでご自身のリサーチの出発点として受け取って頂けると幸いです。

2012年4月29日日曜日

陣痛誘発は少なくとも妊娠39週まで待つのがベスト

4月21日(土)、パロアルトにあるNPOのBlossom Birthで、同団体とMarch of Dimes主催の講演(Healthy Babies are Worth the Wait: The March of Dimes Initiative to Educate Women and Health Care Providers on the Importance of a Full Term Pregnancy, Laurie Polivy, RN, MS, CNS)を聞いてきました。大事なメッセージであると思うので、こちらでも少しではありますが、ご紹介したいと思います。


Polivy氏によれば、1979年以来、米国産婦人科学会 (American Congress of Obstetricians and Gynecologists)は39週以前の医療的な必要性のない陣痛誘発に対して警告を発しているそうですが、その率は上昇しているそうです。


しかし、まず、こちらのサイトの赤ちゃんの脳の大きさの比較をご覧頂くと一目瞭然ですが、35週の赤ちゃんの脳の大きさは、39〜40週の赤ちゃんと比べると2/3です。


赤ちゃんは、最後の数週間も脳や肺など大事な成長を遂げています。もちろん、医療的な必要性のある(妊娠や赤ちゃんの健康に問題がある)場合の陣痛誘発は別ですが、そうでないなら、最低39週までは待つのがベストということです。


Polivy氏によると、例えば、ある研究による帝王切開率を見ると、医療的な必要性のない陣痛誘発をしたグループは57%、自然に陣痛がきたグループは31%と、陣痛誘発によって帝王切開率が急上昇したそうです。(帝王切開の安全性については、こちらをご参考ください。)


さらに、出産時の週数と赤ちゃんの羅患率との関係は、以下のようなデータがあるそうです。


 40週・・・・2.5%
 39週・・・・2.6%
 38週・・・・3.3%
 37週・・・・5.9%
 36週・・・12.1%
 35週・・・25.6%
 34週・・・51.9%


*講演中、研究名やデータ元など、詳しい情報のメモを取り切れませんでした。入手できればまた追記します。


さらに、前述のサイトでは、少なくとも39週以降に生まれると、脳、肺、肝臓が十分に成長する、視力や聴力の問題が起こりにくい、健康な体重で生まれた赤ちゃんは体温を保ちやすい、授乳の問題が起こりにくい、というメリットについても触れています。


どうでしょうか? やはり、赤ちゃんのことを考えると、可能であれば(医療的必要性がなければ)、少なくとも39週まで待つのがベスト、ということのようですね。



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