妊娠・出産・産後に関するお役立ち情報は、特に2012年に書いたものが多いため、古くなってくるものもあります。
あくまでご自身のリサーチの出発点として受け取って頂けると幸いです。

2012年2月29日水曜日

全米、全世界の日本人ドゥーラ情報を一括〜日本人ドゥーラ・グローバル・ネットワークの構築?!〜

先日、「日本からロスに引っ越して出産するんですが...」という方から、ロスのドゥーラ情報を聞かれました。

実は、以前にも、確かフロリダ州(だったと思う)に出張サービスをしてないかどうか、現地に日本人ドゥーラがいないかどうか、ということを聞かれたこともあります。

それで閃いたんです! 

全米、いや、全世界の日本人ドゥーラ情報を一括して提供できたら、全世界の日本人カップルのお産に対する不安が解消するのではないか?! 

しかも、日本人ドゥーラ同士の交流にもつながるのではないか?! 夢は、日本人ドゥーラ・グローバル・ネットワークの構築!

閃くのが遅かった? (最初の1年は自分のことで精一杯で...すいません!)
それとももう誰かしてる? (誰かしていたら、ぜひ情報ください!)
はたまた、夢が大きすぎる? (でも情報を一括するだけでも意義がありますよね。)

ドゥーラは、現地のお産状況をよく知っています。病院情報、産科医・助産師情報、などなど...。海外に引っ越してからすぐお産、って、いろいろな面で不安になると思うのです。でも、もし、現地に日本人ドゥーラがいて、いろいろ相談に乗ってくれたら、すごくいいですよね。

というわけで...

全世界で、このブログを見ているドゥーラの方、あるいは、知り合いにドゥーラがいる方、ぜひ情報を頂けませんか?

ご連絡お待ちしています!

[追記3/1] 昨日の時点で、ネット上で探せる限りの日本人ドゥーラ8名、助産師1名、ドゥーラ情報を掲載している団体1に連絡しました(うち6件がアメリカです)。数人からお返事を頂きました。(まだまだ日本人ドゥーラ人口は少なそうです。)

「具体的にどういう構想ですか?」というご質問を頂いたので、ここでも記しますが、今の所、とりあえず「世界のどこに日本人ドゥーラがいるのか」という情報をまとめたい、というのが一番大きいです。

こちらで掲載しても良い情報をお知らせください。(ブログやホームページのリンク先/メール・アドレス/電話番号/簡単な自己紹介などの中から、これは載せてもいいという情報を幾つでもお選びください。)

この情報は、世界にいる日本人妊婦さんにとって安心材料になると思いますし、ドゥーラ同士の交流にもつながるのではないかと思います。

その後、何か、活動していく? というのは、まだ具体的に考えていません。逆に、こんなこと出来るのでは? というアドバイスなどあれば、教えて頂けると嬉しいです!

[追記 3/2] いろいろな方からご連絡を頂き始めています。すでにつながったドゥーラの方から、さらにご紹介を頂いて、ネット上には載っていないドゥーラの方からも! 嬉しいです! お互いがつながるようにしたいです。


[追記 3/4] 世界の日本人ドゥーラ情報をとりまとめるべく、呼びかけに対してお返事を頂いた方や知り合いのドゥーラ(合計9名)に改めてご連絡しました。情報がまとまりましたら、こちらでもお知らせします。


[追記 3/14] 世界の日本人ドゥーラ情報」という投稿で、日本人ドゥーラの新着情報を随時更新しています。こちらをクリックください。



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2012年2月28日火曜日

薬を使うか否か〜人の心に響くのは数字よりもストーリー〜

現在、読み進めている「Your Medical Mind」(Jerome Groopman, Pamela Hartzband)という本に、以下のような文章があります。

(医者から勧められた薬を、服用するかどうか、を決める時に、人は何に影響されるか、というような内容のところで出ていた文章です。)

"...research...shows that all of us respond most profoundly to stories; they echo in our minds and become imprinted in our memories" (p20)

和訳すると...
「研究によれば、人は、ストーリー(経験談)に最も大きく影響される、なぜなら、ストーリーは人の心に共鳴し、記憶に留まるからだ

例えば、ある薬によって副作用が起こる可能性が、例え、統計的には低いと分かっていても、もし、ひどい副作用に苦しんでいる知人を目の当たりにしていたら、その経験は、自分が薬を服用するかどうか、という決断に大きく影響します。

また、薬のテレビ・コマーシャルでは、薬の効用・リスクというデータよりも、ストーリー性が全面に出てきます。

そういえば、同様のことが、以前ご紹介した「Trick or Treatment」にも書かれていたように思います。

(かなり、うろ覚えで恐縮ですが...)なぜ、エビデンス(科学的根拠)として効果がないとされる代替医療でも人は惹かれるのか、それは、研究データ(数字)よりも、「私は〜が効いたよ」という経験談の方が影響力が大きいから、というようなことだったと思います。

自分に当てはめてみても、確かにそうですよね。

ということは...(またドゥーラ的観点からお産と結びつけて考えてみます。)

逆に、病気ではないノーマルなお産に対して、「この薬や医療介入には、こんな副作用がありますよ」と説明しても、統計的には副作用が出ない人も多いわけで、例えば、友達が「硬膜外麻酔をして楽だった! した方がいいよ!」と言えば、当然、心はそちらに動きますよね。

今ではドゥーラをしている私も、一人目の出産の後、実は、そう言っていた一人です。

ただ、いろいろと勉強をしていくうちに、ああしたかったのに出来なかったのは、あの薬のせいだったのだな、とか、あんなひどい症状になったのは、あの医療介入が原因だったかもしれないな、と自分のお産体験を消化し始めました。

しかし、こういうことは、お産現場にいない人にとっては、可能性としてある因果関係が分かりにくいかもしれません。

あるいは、「ドゥーラには、こんな良い効果がありますよ」と、いくら唱えても、「でも、まぁ、費用もかかるし(注)、ドゥーラがいなくても、きっとお産は乗り越えられるよね」と言われれば、まぁ、そうですよね。

(注: 新米ドゥーラはボランティア、あるいは、低コストでしている人もいます。Blossom Birthなどのセンターにお問い合わせください。)

逆に、経験者から「ドゥーラがいてくれて良かった。いた方がいいよ!」と聞いた方が、よっぽどその気になりますよね。

つまり、いくら研究データを持ち出して語っても、あまり、心に響かない、ということなのです。もちろん、人はデータがあれば、最終的にはそれを元に決断するので、それを提示して行くことはとても重要だと思います。でも、人は、まずストーリー(経験談)に心を揺さぶられる! ということは、意識しておいた方がいいと思います

確かに、妊娠サポートグループでも、ファシリテーターが、ちょっと違う立場から言う言葉より、参加者一人一人の経験談の方が、影響力が大きいような気もします。

そういえば、アメリカで自然分娩推進の第1人者であるIna May Gaskin(助産師)の著書(「Ina May's Guide to Childbirth」や「Spritual Midwifery」)は、本のほぼ半分が、Ina Mayの視点からではなく、出産体験者が自ら語るストーリー、なのです。

これは、もしかしたら偶然ではないかもしれませんね。一人一人のストーリーが持つパワーを身をもって感じていらっしゃるのかもしれません。

ということで、もちろん、お産に関する研究のことも書いて行きたいのですが、それと併せて、私もどんどん、ストーリーを出して行こう! と思っています。

私の個人的なドゥーラ・サービス利用者の声に関しては、こちらのリンク先のホームページでもご紹介していますが、そちらのサイトでご紹介しきれないものや、自分の体験談も、このブログに載せて行こうかなぁ、と。また、こちらに体験談を寄稿してくださる方も募集しています。

◆◆◆

今回は......

前回の投稿「誰が日本人ドゥーラ(出産付添人)を雇うのか」を書いている時に、これまでクライアントさんから頂いたお手紙、メッセージなどを読み返したのですが、一つ、短いものを、差し支えのない範囲でご紹介します。

〜クライアントKさん(二人目のお子さんをご出産)から、出産後に届いた手紙より〜

「......出産が短時間で済んだおかげで、私は元気に過ごしています。出産の痛みもすっかり忘れ(笑)、今は、自然分娩で良かったと思っています。娘が産まれてきてくれた感動は、自然分娩ならではのことだと思います。夫も感動したそうです

例え、最初は、できるだけ自然分娩したいと思っていても、簡単に硬膜外麻酔(いわゆる和痛分娩、無痛分娩)をオプションとして選択できるアメリカで、最後まで自然で行くのは至難の業です。Kさんも、実は、途中、心が揺れた、ともおっしゃっていました。

◆◆◆

これまで、会話やアンケート、お手紙という形でしか、クライアントさんのご意見を聞いてきませんでした。でも、今後は、産後訪問の時に、クライアントさんとお産ストーリーを一緒に書き上げる、という作業もできたらしてみたいな、とも感じています。

これは、この辺りのバース・ドゥーラが、わりとよくしていることみたいです(少なくも私のドゥーラの先生はそうです)。

私は、これまで、わりと、エビデンス(科学的根拠)が重要! 産後訪問ではクライアントさんに対する実質的なサポートが重要! という姿勢が強かったので、実は、こういう作業を重要視していなかったのですが、考えを改めるべきだよなぁ、と。

そして、また機会を見て、自分のお産体験談、も振り返って書いてみようかなぁ、と。でも、自分のことって、人に読んでもらいやすいように書くのって、難しそうですね...。センチメンタルになりすぎずに書けたら(自己判断できるかな? 努力しますが...)投稿してみようと思います。


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2012年2月26日日曜日

ベイエリアで誰が日本人ドゥーラ(出産付添人)を雇うのか?

2010年9月から、ベイエリアでバース・ドゥーラ(出産付添人)活動をしてきた中で、サービス後のアンケート(回答がなかった場合は事前訪問の会話)を元に、なぜベイエリアで日本人ドゥーラに需要があるのか考えてみました。

まだサンプル数が少ないですが、これまでサポートさせて頂いたドゥーラ・クライアントさん9人のうち、妊婦さんは全て日本人、そのうち、永住者は4人(うち日本人以外のパートナーは3人)でした。

そして、私のドゥーラ・サービスを選ばれた理由は大まかに言って、二つに分けられると思われます。

  • 英語の面で不安だったから・・・5人(うち、4人は渡米間もない)
  • できるだけ自然な出産を望み、ドゥーラがいれば安心できるから、あるいは、パートナー(夫)のサポートだけでは不安だったから・・・4人
両方ともが理由の人もいますが、こちらの方が理由として大きいだろう、と思われる方に入れました。(もっと良いまとめ方があったらアドバイスお願いします!)

また、英語の面の理由の方が大きいと思われたので、上には含めてありませんが、二人目のご出産の方で、パートナーが上のお子さんの世話を担当するため、自分のサポートをしてくれる人が欲しかった、という理由もありました。これも、渡米間もなく、家族や友人が遠い日本にいるゆえですよね。


私のドゥーラ・サービスの特徴は、言語サポート(日本語/英語)を含む、という点です。ですから、やはり、病院での英語のやりとりに不安を感じているから、という理由が多いようです。

ドゥーラ(出産付添人)という存在を、私のサービスを知る前に、もともと知っていたのは、おそらく9人中4人です。うち3人が永住者、そして、4人ともが自然出産を望まれていました。

逆に言うと、ドゥーラ自体のサービスよりも、言語サポートをメインに考えていらっしゃった方が、おそらく5人、ということになります。

また、英語に不安を感じてドゥーラ・サービスを依頼されたクライアントさんの中には、日本人産科医がプロバイダー、という方もいらっしゃいました。

ただし、(推測ですが)実際の分娩時に担当医になるかどうか分からない、とか、産科医は通常、最後のいきみの時にしか来ないので、大半は看護師と英語でやりとりをしなければならない、というような背景もあるからかもしれません。

また、英語に不自由もなく、できるだけ自然な出産を望んでいる方にしても、たくさんいる英語話者のドゥーラからでなく、私を選ばれたのは、(推測ですが)お産の大半を一緒に過ごすドゥーラと日本語でやりとりができる、あるいは、日本人の感覚を理解してもらいやすい、ということに魅力を感じられたからかもしれません。

確かに、普段は英語に不自由を感じていなくても、本当にしんどい時って、日本語で話したくなるというか、英語が出てこなくなることってあると思います。私自身、病院で大変な状況になった時、幸い、夫が日本語を話せるので、それほど難しいことを言うわけでもないのに、恥ずかしながら、全部通訳してもらった経験があります。

というわけで、ベイエリアでの日本人ドゥーラへの期待は、やはり、言語サポート、あるいは、文化的サポートという面が大きい、と感じています。

ただ、現在、どうやら、ベイエリアにおける日本人バース・ドゥーラは、いまだ私だけのようです。

あるクライアントさんがアンケートで「バックアップも含めて、ドゥーラ・サービスを提供できる日本人が一人だけでなく複数名いると安心できると思った」と書かれていました。

その通りだと思います。

現在のところ、日本人ドゥーラに頼みたくても、選択肢が一人しかいない、という状況です。これでは、私もよく言っている「気の合うドゥーラ」ではないかもしれませんよね。

そして、休暇など、私の個人的な都合で、お断りせざるを得なかった、潜在的なクライアントさんも数名いらっしゃいます。

また、私は、現在、バックアップ・ドゥーラは英語話者のドゥーラに頼まざるを得ない状況です。せっかく日本人だから頼んだのに、まさかの(例えば、私が病気になった)時には、日本人でない可能性がある、ということですよね。

もちろん、クライアントさんのお産の前の体調管理には万全を尽くしていますし、お産が重ならないよう、クライアントさんの出産予定日は充分に間隔をあけているので、その可能性はかなり低いのですが...。

やはり、日本人バース・ドゥーラ、増えて行ってほしいです(切実)。

さて、今回は、ベイエリアにおける日本人ドゥーラの需要について考えてみました。

こうやって振り返ってみると、また別の面からも、これまでのお産の振り返りをするべきかな、と思っています。それは、どのようなお産になったか、という面です。

もちろん、自分のお産に満足できたかどうか、私のサービスに満足できたかどうか、という点は、アンケート回答を頂いた方のみしか分かりません。もちろん、これも出そうと思っていますが、

主に、自然分娩だった、帝王切開だった、介助分娩だった、硬膜外麻酔を使った、促進剤を使った、などなど...客観的に見える部分からの振り返りとなると思います。

もちろん、まだまだサンプル数は少ないですが、時折、数字を出して行くべきだろうと思っています。それは、自分のサービスの質の向上のためにも、そして将来のクライアントさんがドゥーラを選ぶ時の判断に役立てるためにも、です。ちょっと怖いですが...正直に出して行こうと思います。

これは、また別の投稿にて書こうと思います。

それにしても、頻繁に書くということは、さらに新たな思いつきが出てくるものですね。あれも書きたいし、これは書くべきだし、あの本も読むべきだし、この本はまとめるべきだし...というのが、どんどん増えて行くように感じています。

基本的に書くことは好きなので、まぁ、楽しみながら、ぼちぼち、やって行こうと思っています。

また、このような内容で書いて欲しい、というリクエストもありましたら、ぜひ教えてください!


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2012年2月24日金曜日

おバカさんのためのブログ攻略法(その後)〜ブログの諸機能も試しています〜

おバカさんのためのブログ攻略法のその後です。

(元の投稿では「おバカさんのためのブログ攻略法」という本を参考に、具体的に、どうやったらブログが成功するか、というヒントもいくつか書いています。よろしければこのリンク先をご覧下さい。)

それにしても、コンピューターに弱い私でも、結構、簡単に、いろんな機能が付けられるんですね。でも、楽しくなりすぎて時間を使いすぎないように気をつけないと...。

今日の変更点を下にまとめてみました。

  • 誰でもコメントができるように設定変更しました。(←今まで誰でもできなかったみたいです。すいません! コメントお待ちしています!)
  • 各投稿の下、メールにアクセスしやすいようにしました。
  • 各投稿の下、「おもしろい」ボタンを付けました。おもしろいと思われたら、押してみてください!
  • ブログの右側、ブログ内検索ができるようにしました。
  • ブログの右側、Follow by Emailという、新しい投稿がされるとメールでお知らせが届く、という機能をつけました。(このブログの読者になる、というボタンは一番下に移動しました。今後、ブログ読者ができたら、上の方に移動し直すつもりです。)
  • ブログ右側、自己紹介の下に写真をつけました。2010年秋の写真なのでちょっと古いですが...他にいい写真が見つかったら(もしくは撮れたら)また変更します。
  • ブログ右側、アンケート機能をつけました。今回の質問は、ズバリ、陣痛緩和のために硬膜外麻酔(いわゆる和痛分娩、無痛分娩)を使いたいですか? です。質問の仕方はこうした方がいいのでは? というご意見など、ぜひお知らせください。今回のアンケートは3月24日まで有効です。皆さんのご回答をお待ちしています!
  • ブログ右側、人気の投稿(ランキング)もつけました。今のところ、お金に関するぶっちゃけ話が一番人気みたいですね...。
  • ブログ右側、ベージビューの合計もつけました。増えて行くかなぁ? (今日、急上昇しているのはなぜでしょうか?!)

ところで、一時的に、このブログに広告が出ていたのを見られた方いらっしゃいますか?

先日、AdSenseという、このブログの広告に誰かがクリックするとお金が稼げる、という機能を追加してみたのですが、やっぱり、見た目はシンプルな方が好みなのと、お金! お金! みたいな感じになると内容が変になってしまうかなぁ、と思って、使わないことにしました。

でも、こちらがお金を払わないと広告が消えない、よりも、広告をつけるとお金が稼げるかもしれない、という方が、使い手にとってはいいような気がしますが、どう思われますか?

また、今後も機能は変更していくかもしれませんが、何かアドバイスがありましたら、お願いします!


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2012年2月23日木曜日

「わいわいママ」in San Francisco

以前にもご紹介した「わいわいママ」。サンフランシスコの妊娠/出産/育児サポートグループです。

3月は、スペシャル・ゲストを迎えて開催とのことです。今回は、人数制限があるようですので、リンク先をご確認の上、お早めに幹事の方にご連絡ください!

[追記 3/5] 3月は定員になったようです。「わいわいママ」の会は、毎月開催されていますので、こちらのリンク先でまたご確認ください。

[追記 3/17] 3月の会の様子をわいわいママのブログで見ることができます。
アレルギーに関する質問いろいろ」はこちらをクリック下さい。
食事・栄養面、発育に関するお悩み」はこちらをクリック下さい。
幹事のNさんも書いていらっしゃいますが、基本的な考え方、ということで、個別の症状や対処法は主治医の先生にご相談ください。


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2012年2月21日火曜日

「おバカさんのためのブログ攻略法」〜成功するブログの秘訣?!〜

最近、ちょっとブログをがんばっていたの、お気づきの方いらっしゃいました? この新しいサイトに引っ越してきたのも、その一環です。なんで、そんなにがんばっていたか? というと...

以前の投稿でも触れましたが、

  • 出産現場での意思決定に役立つ、エビデンス(科学的根拠)に基づいた医療介入情報(西洋医学、代替医療)を、コクラン・レビューを足がかりに、リサーチしながらまとめていこう

ということがあったからなのです。旧ブログは、どちらかというとドゥーラの活動報告という感じでした。もちろん、ドゥーラとして出産されるカップルを実際にサポートするのも大事ですが、信頼できる出産関連情報を提供していくことも重要と感じています。

そんなこともあり、人に読んでもらえるブログにしていこう! という思いがあって、

「ブログをがんばるってことは...よーし、なるべく更新頻度を上げるぞ!」と思って、この1週間、毎日更新してみました。(毎日って、結構しんどいですね...。)

そして、「Blogging for Dummies」(「おバカさんのためのブログ攻略法」とでも訳しておきましょうか)という本も流し読んでみました。流し読みなりに気づいたことは...

更新は、毎日じゃなくていいということ! 最低、週に2〜3回だそうです。とにかく、読者に来てもらうには、定期的に、ということがポイントらしいですね。ちょっと気が楽になりました。

実は、この1週間毎日更新することで、ちょっと当初の目的からズレたというか、毎日そんな堅い、リサーチが必要なことばかり書いていられない(というか、書けない)ので、他の目的も出てきました。それは...

  • 小さいことでも出産に関するお役立ち情報はどんどん出して行こう

ということでした。でも、これはいいことだと思っています。妊娠サポートグループでよく質問されることや、大事だと思うこと、さらには勉強不足なことも、まとめて行きたいなぁと思っています。

あとは、まぁ、もっと気楽に、ふと感じたこととか、できないかもしれないけどやってみたいこととか、も書いていけばいいんですよね。

文章スタイルについても気づかされたことがあります。それは、文章は自己の鏡。どういう風に自分を見てもらいたいのか、ということを考えることです。

自分で言うのも何ですが...

雪国育ち、わりと真面目なんですよね(←雪国育ちと真面目さの関連性、科学的根拠一切なし!)。とにかく、文章が堅くなる傾向があります。よく科学技術系の論文を翻訳(日→英)しているのも影響しているかもしれません。

まぁ、ブログの目標からすると、真面目な感じの時があってもいいのかなぁ、とも思うのですが、やはり、ブログの特長も活かして読みやすくするために、やわらかく出来るところはやわらかくした方がいいんだよなぁ、と

(今日の投稿は、自分なりにかなりやわらかくしたつもりなのですが...、さて、どうでしょうか? 何かアドバイスがあったらお願いします!)

あと、同じ興味を持っている人のブログにコメントを残したりして、他のブログと交流する、ということも大事のようですね。私は、これまで友人のブログしか見てこなかったので、この辺りは開拓していかないと。

それから、読者に質問したり、問題提起したりして、コメントしやすい環境づくりも大事とのことです。これは、コメントの多いブログを参考にしていこうと思います。(やはり、真面目そうでコメントしづらいんでしょうか?)

そして、できれば、ゲスト寄稿者にも登場してもらう、というのもやってみたいです。

また、フェイスブックなどのソーシャル・ネットワークとも連動させるといいみたいですが、私は、まだこの辺りまでは、手が出せそうにないです。もし始めたらまたお知らせします。

テクニカルな部分では...
一旦ウェブ上に出た内容を訂正する時は、こんな風に→訂正箇所が分かるようにする
同じトピックで追加情報がある時は、新しい投稿をするより、オリジナル投稿に[追記]する
有益な情報がある場合には、リンクをどんどん貼る
などでしょうか。

これまで、ウェブ上に出してしまった後に「あ、ここの言い回し、ちょっと変えとこう」くらいな軽い感じで、結構、内容を変更していたんですよね。やはり、公に出す前に、もっとしっかり読み直さないとだめよなぁ、と気を引き締めさせられました。

さぁ、なるべく定期的に、毎日とは行かないかもしれませんが、週に最低2〜3回の更新を目指していきます!

[追記] こういうことを取り上げてほしい、ということもあったら、ぜひお知らせください!


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2012年2月20日月曜日

映画「うまれる」〜ベイエリアにおける自主上映会模索のその後〜

友人のブログで紹介されていた「うまれる」という映画。興味深そうです。


漠然と、ベイエリアでも自主上映会をやれたらなぁ、と思ったのですが、とはいえ、上映会なんてやったことありません。映画のホームページで上映会のやり方を見てみると、最低でも5人くらいのチームでした方がいいとも書いてあります。確かに一人だと大変そう...。だけど、チームだったら、大変でも何だか楽しそう。


というわけで、ご協力頂ける方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください。もしくは、もう行動されている方がいらっしゃったら、PR面などでお手伝いさせて頂きたいと思っています。


こちらで予告編が見られます。


[追記] 上記の友人が次のようなコメントをされていました。


ドキュメンタリー映画なので「おもしろかった!」というようなものではありませんが、いろいろ考えさせられます。
一番印象に残ったのは、出産予定日にお腹の中で赤ちゃんが亡くなってしまったご夫婦の話でした。お誕生日が命日です。
一緒に見ていた6歳の長女はぽろぽろ泣いていました。
それぞれがいろんなことを感じるようです。
「今の状況に感謝しよう」「親は有難い」「子どもを可愛がろう」・・・
各人が“いのち”について、改めて考えるきっかけになる映画でした。」



[追記 2/28] 現在、私を含めて3人メンバーが集まりました。実現できるといいなぁ。


[追記 3/2] 
非常に残念です。
映画の上映会担当者に英語字幕があるかどうか問い合わせていたのですが(英語話者のお産関係者にもPRしようと思っていたので)...


英語字幕はある、とのことでしたが、その後に、
海外には貸し出しを行っていない、との衝撃の回答が戻ってきました...。


映画のホームページには、海外で見るには、自主上映会をする、というオプションがあったのですが...。既に、メンバー3人は、いろいろ考えたり、調べたり、問い合わせしたりと、それぞれが時間をかけています。本当に申し訳ないです。


また、会場などの情報をご提供頂いた方も、本当に申し訳ありません


担当者の方には、とりあえず、海外で自主上映会をする、というオプションをホームページ上から削除するように依頼しました。他にも、すでに動き始めている人、いるかもしれませんよね。


非常に残念です。仲間とチームでワイワイやれそう! と思っていたのですが...。


そして、このブログを見て、ベイエリアでこの映画を見たい、と思われていた方も、本当に大変申し訳ありません!


では、気を取り直して、どうしたらこの映画を見られるのか? ですが...


映画のホームページ上のQ&Aをご紹介すると...以下の通りです。


ここでは、「自分で上映会を開催する」というオプションは、まぎらわしいと思ったので、私が(すいません、勝手に)削除しています。

・ お住まいの場所で行われている映画祭にリクエストを出す
・ お住まいの近くの映画館にリクエストを出す
・ お住まいの町にリクエストを出す
自分で上映会を開催する
・ 日本に一時帰国する


また、担当者からのメールには、「上記...にありますように、つながりのある地域で開かれる映画祭などで上映されるよう、熱い思いをお伝えいただき、リクエストしてくだされば、たいへん誠に有り難く思っております」とのことでした。


あれ、でも、配給会社が決まっていなくて海外に貸し出ししていない、ということは、映画館や町にリクエストしても無理なのでは? 


とすると、オプションは、「お住まいの場所で行われている映画祭にリクエストを出す」と「日本に一時帰国する」の二つだけかもしれませんね。


海外で見ることにご興味のある方は、こちらのリンク先を時々チェックされてみてください。 


[追記 3/6] 海外で映画をみるためのオプションを以下のように変更されたようです。

  • お住まいの場所で行われている映画祭にリクエストを出す
  • お住まいの近くの映画館にリクエストを出す
  • 日本に一時帰国する
豪田監督自ら、ホームページ上の案内の不備に関するお詫びのメールを頂き、驚きました...。海外では「通常の「配給会社」→「映画館」というルートを作りたい」とのことでした。


日本のように自主上映会が広まった方が、映画祭や映画館にもリクエストしてみよう、という草の根の動きが増えるような気がするのは、素人考えなのでしょうか? ぜひ映画を見たいので、海外進出、成功されることを願っております。



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2012年2月19日日曜日

産後の食事をどうするのか(パート2: 母乳にやさしい食事とは?)

母乳と産後の身体の回復にやさしい食事、とはどういうものなのか、考えてみようと思います。

([追記] 「産後の食事をどうするのか(パート1: 誰が食事を作る?)」はこちらのリンク先をご覧下さい。ベイエリアで家族が近くにいないお母さん・お父さんは、どうやって対応しているのか、書いています。)

まず、どれくらい食べ、飲まなければならないのか?

通常の推定エネルギー必要量は、年齢や身体活動レベルによって変わりますが、授乳婦は、1日約700〜1000グラムの母乳を作るため、約450〜500kcal/日を付加する必要があると言われています[1, 2]。(注:日本では450kcal、アメリカでは500kcalというのが基本のようですよく言われています。)([追記]ただし、当然個人差があるため、基本的には自分のお腹の空き具合に従うということでよいと思います。)

では、この約450〜500kcal/日をどう増やすか? 

目安としては、
魚介・肉で80kcal
豆・豆製品などで80kcal
穀類で320kcal(50〜60歳)/360kcal(30〜49歳)/400kcal(18〜29歳)
油脂で80kcal(30〜69歳)です。[2]

例えば、授乳婦の1日の推定エネルギー摂取量を2400kcalとすると、食品群別の摂取量の目安は、次の通りです[2]。

乳・乳製品 160kcal
卵 80kcal
魚介・肉 240kcal
豆・豆製品 160kcal
野菜 80kcal
芋類 80kcal
果物 80kcal
穀類 1280kcal
砂糖 40kcal
油脂 200kcal
(食品の1点重量表は、こちらを参考にされてください。1点=80kcalです。)

油脂は、摂りすぎると母乳が詰まりやすくなるとも言われているため注意が必要ですが、赤ちゃんの脳の発達のために大事なものでもあります。アボカドやナッツ類、オリーブ油、魚などから摂取すると良いようですが、アレルギー体質の人が家族にいる場合、ナッツ類は避けた方が良いようです[1]。

また、十分な水分補給は、母乳の生産量にも、詰まり防止にも大事と言われています。母乳の90%が水分であるため、1日約3リットルの水分摂取が必要だそうです[1]。

でも、え、そんなに?!...という感じですよね。

もちろん、食事の時のスープやお茶なども含めてですし、授乳していると非常に喉が渇くので、これくらいすぐ飲めてしまうはずです。授乳する時は、手の届く所にコップ一杯の水を置いておくとといいと思います。([追記] こちらも喉の乾きに合わせて、というのが一番の基本だと思います。)

充分に水分が摂れているかどうかは、尿の色でも確認できます。薄い黄色が目安です。([追記] また、唇がカサカサしていたら、水分が足りていないということですよね。)

また、水分補給の際は、カフェインの摂りすぎには注意された方が良いようです。

母乳に移行するのは、摂取したカフェインの1%未満だそうですが、特に、生後数ヶ月の赤ちゃんの体は、なかなかカフェインを排出できないようです。カフェインによって、赤ちゃんは、ぐずりやすくなったり、眠れなくなったりするため、目安としては、1日300mgまでに抑えるのが良いようです。また、赤ちゃんの様子によっては、さらに量を減らす必要が出てくるかもしれません。[3]

コーヒーだけであれば、1日2杯くらいまで、ということになりますが、お茶やコーラ、チョコレート、ココア、フローズン・ヨーグルトなどにもカフェインは入っています。何にどれくらいカフェインが入っているか、詳しく知りたい方は、こちらのサイト(日本語)、または、こちらのサイト(英語)をご参考にされてください。

よく、母乳の量を増やすのにこの食品が良い、というような議論も聞きますが、はっきりとした科学的根拠はなさそうです[4](ご存知でしたら、ぜひ教えてください!)。結局のところ、母乳の量を増やすには、赤ちゃんによく[頻回に]飲んでもらって刺激を与えることです。

牛乳をいっぱい飲みなさい! ともよく聞きますが、がぶ飲みする必要はなく、通常通りで大丈夫のようです。家族にアレルギー体質の人がいる場合は、妊娠中に牛乳を飲み過ぎると赤ちゃんに影響が出ることもあるようです。カルシウムは、ヨーグルトやチーズ、豆腐などの大豆製品、ホウレン草、小松菜、チンゲンサイ、ひじき、ごま、レバー、アーモンド、小魚などにも豊富に含まれています。[5]

避けた方が良い食品については、授乳後の赤ちゃんの様子を見る、ということが基本です。

もし、授乳後に赤ちゃんがぐずぐずしていたら、4〜6時間前に何を食べたか考えてみると良いようです。豆類やキャベツなどはガスが出やすくなる食品だそうです。これが怪しいかも、という食品があれば、2〜3週間やめてみて、またダメであれば、2〜3ヶ月やめてみると良いようです。家族に特定の食品に対するアレルギー体質の人がいれば、妊娠中、授乳中は避けた方が良いようです。[1]

アルコールは、代謝されるまでに約3時間かかる[1]と言われていますので、飲むのであれば、授乳直後に適量ということになります。[追記] 過度のアルコールの摂取は母乳の量に影響するかもしれません。また、アルコールを摂取した後の添い寝は危険です。[6]

では、結局のところ、何を食べれば良いのか? に対する結論は......

当たり前すぎて、恐縮ですが......


バランスよく、いろいろな食品を摂り、十分な水分補給を忘れずに! ということです。

でも、逆に、この「当たり前」ができれば、あまり気にしすぎることはないということですね。



[追記] アメリカで、最も残留農薬が高い野菜と果物は、モモ、リンゴ、パプリカ、セロリ、ネクタリン、イチゴ、サクランボ、ナシ、輸入ブドウ、ホウレン草、レタス、イモだそうです[7]。オーガニック(有機栽培)のものを選ぶ、もしくは、よく洗って皮を深めにむく、などされると良いと思います。

逆に、アメリカで最も残留農薬が低い野菜と果物は、タマネギ、アボカド、冷凍コーン、パイナップル、マンゴー、アスパラガス、冷凍マメ、キウイ、バナナ、キャベツ、ブロッコリー、パパイヤだそうです[7]。

EPAとUSDAは、サメ、メカジキ(swordfish)、オオサワラ(king mackerel)、アマダイ(tilefish)は、水銀量が高いため食べない方が良いとしています。逆に、水銀量が少ないのは、エビ、カニ、サケ、ナマズ(catfish)、イズミダイ(tilapia)などです[8]。

基本的に、食物連鎖の下の方の魚介類が安全で、しかも環境への負荷も低いということです。こちらのMonterey Bay Aquariumのページには、アメリカの地域ごとに、どの魚を食べたら良いのか、というポケット・ガイドが載っています。


[追記 2/24] アメリカ西海岸のポケット・ガイドはこちらです。


さらに詳しく、どの魚が汚染されているか(どれくらい食べても大丈夫か)(表)、どの魚が安全か(表の下)、というリストは、こちらのサイトをご覧下さい。



参考サイト、文献:
[1] Breastfeeding Diet, Developing the best breastfeeding diet
[2] 「よい食事の計画」、女子栄養大学社会通信教育部、p133、第19表、4つの食品群の年齢別・性別・身体活動レベル別点数構成
[3] babycenter, Caffeine and the nursing mom
[4] iVillage, Breast milk: Increasing supply
[5] 「だれでもできる母乳育児」(改訂版)、ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル、p231
[6] Breastfeeding Diet, Breastfeeding and Alcohol
[7] Environmental Working Group, US: high pesticide level marks 'Dirty Dozen' fruits, vegetables
[8] Mayo Clinic, Pregnancy and fish: What's safe to eat?


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2012年2月18日土曜日

産後の食事をどうするのか(パート1: 誰が食事を作る?)

妊娠サポートグループで、よく話題になるのが、産後の食事。

アメリカでは、産後、通常48時間で退院します。特に、最初の1週間は、人生最大の寝不足、赤ちゃんの世話で精一杯、家事まで手が回らない...という人が多いと思います。日本から家族が手伝いに来てくれる人もいると思いますが、そうでない人もいます。

でも、赤ちゃん(授乳)のためにも、自分の身体の回復のためにも、栄養のあるものを食べたい、特に、日本食を食べたい、という人が多いと感じています。

では、ベイエリア在住で、日本から家族が手伝いに来ない人はどう対応しているのでしょうか? 

  • 出産前にできるだけ作り置き(冷凍)しておく
  • パートナーが料理をする
  • 友人が食事を持って来てくれる
  • レストランのテイクアウトなどを利用する

このような選択肢を混ぜながら対応されている方が多いように感じています。


食事を持って来てくれる友人がいるのは、とても有り難いことです。一つのアドバイスとしては、持って来てくれる日が重なって、食べ物がたくさんある日とそうじゃない日がある...とならないように、コーディネーター役の友人が一人いて(あるいは、自分からそれとなく、都合の良い曜日を伝えるなど)、毎日とはいかないまでも、まんべんなく食事が届くようにすると助かると思います。


さて、自分(パートナー)は料理しない、レストランのテイクアウトでは油分や塩分が気になる、食事を持って来てくれる友人がいない、もしくは、頼みにくい、という人もいるかもしれません。

(Mama's Friendでも、母乳にやさしい、をテーマに、出産直後の家族を食事の面から応援したいと、産後食事サービスなるものを提供したこともあったのですが、始めてみると、やはり、いろいろな壁にぶつかりました。試行錯誤してみましたが、自分の時間や目指すサービスにおける優先順位を考えたときに、休止、という結論に至りました。)

でも、ベイエリアには、日本人のケータリングのプロがいるのですよね。もっと早く気づいていれば良かったのですが、何せ、自分が利用しないので情報不足でした...。

以前の投稿では、こういうケータリングのプロの方に、母乳にやさしい料理を提供してもらえるよう提案してみたい、と書きましたが、でも、これって、一人一人のお客さんから言われた方が、やってみましょう、ということになるんじゃないでしょうか。

というわけで、私が知っている範囲で、Mid-Peninsulaの日本人ケータリングの方の情報をここに載せておきます。サービス地域など詳細はそれぞれご確認ください。

日本人ケータリング情報(ABC順)
Chika (Mountain View) *希望に合ったメニューにしてくれる、という情報を頂いています。
Sweet & Natural (Millbrae) *現在、産休中という情報を頂いています。
Tani Cooking Class (Santa Clara)

他にも、ご存知のところがありましたら、ぜひお知らせください。また、ここのケータリング(もしくはレストラン)は、「融通を利かせてくれる!」や「やさしい味の料理を出してくれる!」というような情報もありましたら、ぜひ教えてください。

具体的に、どのような食事が母乳育児にやさしいのか、については、また投稿したいと思います。([追記] リンク先を追加しました。)

[追記] 友人に食事を持って来てもらう、という選択肢についても、どうすれば上手くいくのか、という辺りを、もう少し探ってみようと思っています。

[追記] 基本的なことなので、上に記載しませんでしたが、ベイエリアに引っ越されたばかりの人にとって、日系スーパー情報も重要ですよね。Mid-Peninsula(〜South Bay)の店舗は、以下の通りです(ABC順)。お弁当も販売されています。

Marukai (Cupertino)
Mitsuwa (San Jose)
Nijiya (San Mateo, Mountain View, San Jose)


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2012年2月17日金曜日

硬膜外麻酔(epidural analgesia)(いわゆる和痛分娩、無痛分娩)について

Mama's Friendのホームページ硬膜外麻酔のページでは、これまで主に、Penny Simkin氏の「The Birth Partner」を参考にした内容を載せていましたが、今回、最近発表された(2011年12月)コクラン・レビュー(Epidurals for Pain Relief in Labor)も参考にして、ホームページの情報を更新しました
コクラン・レビューの内容は以下の通りです。
◆◆◆
 良い点は、陣痛を緩和すること
 悪い点は、介助分娩のリスクが高まる、母体の低血圧、身体を動かせない、母体の発熱、排尿障害、いきみ時間が長くなる、促進剤の投与の可能性が高まる、胎児機能不全による帝王切開のリスクが高まること
 これまで言われていたように、硬膜外麻酔によって全体的な帝王切開率が高まったり、長期的な腰痛になるというエビデンスは認められず、また、出産直後のアプガー指数による新生児の健康状態にも大きな影響は見られない。
 ただし、硬膜外麻酔による稀であるものの深刻な母体への副作用や、長期的な新生児の健康状態については、さらなる研究が有益である。
◆◆◆
介助分娩、帝王切開については、それぞれ、また別の投稿で書こうと思います。


[2/18 追記] 胎児機能不全による帝王切開のリスクは高まる、とあるのに、全体的な帝王切開率が高まらない、というのは、矛盾していますよね。上は、コクラン・レビューの要約(主な結果と結論)を簡単に訳したものなので、本文を読んで、はっきりとしたことが分かりましたら、こちらでもまた更新します。読者の方からも何かお気づきの点がありましたら、ぜひお知らせください。



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2012年2月16日木曜日

ベイエリアで自然出産をサポートする医療プロバイダー

できるだけ自然に産みたい、とお考えの方に、ベイエリア(Mid-Peninsula)で、自然出産をサポートしてくれるという評判の医療プロバイダーの名前を載せておきます。

情報は、主にこちらのリンク先を参照していますが、さらに詳細の情報はリンク先をご覧下さい。また、最終的には、ご自身の責任でご判断ください。お名前は、全てABC順です。

その他に情報をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。

病院での産科医による出産


病院での助産師(CNM)による出産
自宅での助産師(LM)による出産
こちらのリンク先をご参考にされてください。

[2/19 追記] Sequoia Hospitalは、陣痛・分娩から産後まで同じ部屋(この辺りでは珍しいです)で個室と聞いています。

[2/19 追記] 上記の病院では、もちろんEpidural (硬膜外麻酔、いわゆる和痛分娩、無痛分娩)を選択することもできます。自然分娩をサポートしてくれる医療プロバイダーは、不必要な医療介入をしない医療プロバイダーと思ってもいいと思います。


◆◆◆

また、ご自身が選ばれるプロバイダーによって変わってくるとも思いますが、逆に、自然出産をサポートしてくれる雰囲気が乏しいのは、Stanford Hospitalです。

また、Palo Alto Medical Foundations の産科医は、グループの方針として、ドゥーラを歓迎していないようです(Palo Alto Officeのみ)。こちらの産科医をプロバイダーに選ぶと、出産はStanford Hospitalになります。

Stanford Hospitalは、非常にハイリスクの方には向いていると思われますが、ノーマルな出産で、できるだけ自然に、と思われている方には、向いていないかもしれません。

私自身、スタンフォード大学病院で二人目を出産し(2008年1月)、ドゥーラとしては2回(2010年10月と2011年2月に)お産に立会いましたが、やはり、ノーマルなお産に対しても非常に医療介入主義の強い病院であると感じました。

◆◆◆

ちなみに、サンフランシスコでは、病院として自然分娩をサポートするという雰囲気の所があるようです。Mid-Peninsulaとは状況が違うようですね。

CMPC (St. Luke's Campus)、San Francisco General Hospital、UCSF (University of California, San Francisco) には助産師もいて、自然分娩のサポート体制が整っているようです。

特に、CMPC (St. Luke's Campus)は、帝王切開率がベイエリアの中で一番低い病院と聞いています。


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2012年2月15日水曜日

ベイエリアの日本人医療プロバイダー

妊娠サポートグループにいらっしゃる妊婦さんのほとんどが、日本人の産科医や小児科医をプロバイダーとして選ばれていらっしゃり、ベイエリアにおいて、日本語で医療サービスを受けたい、という需要はやはり高いようです。

日本語が安心、という方のために、ここにも、サンマテオ〜パロアルト〜マウンテンビューまでの医療プロバイダーの名前をまとめてご紹介しておきたいと思います。

他にも日本人医療プロバイダーをご存知でしたら、ぜひお知らせください。他のベイエリア地域でもご存知でしたら、ぜひお知らせください。

また、ここにお名前は載せていますが、最終的にはご自身の責任でご判断ください。


産婦人科医/ナースプラクティショナー・助産師(ABC順)
*出生前の健診で日本人の産科医を選んでいても、出産時に立会ってもらえるかどうかは当日のシフトに寄るようです。それぞれの先生にご確認ください。

不妊治療専門


小児科医(ABC順)

[追記]
サンフランシスコにも日本人の小児科医がいらっしゃるという情報を頂きました。



[追記]
ベイエリアでなるべく自然な出産をサポートするという評判の医療プロバイダーについては、こちらの投稿をご覧下さい。

[追記 3/20] 書き忘れましたが、日本人医療プロバイダーでない場合で、英語が心配、という方は、通訳ボランティアを頼むことが出来ます。健診等、あらかじめ予約をすればその場に来てくれることもあるようです。そうでない場合、電話越しの通訳サービスとなるようですが、利用されるといいと思います。


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2012年2月14日火曜日

将来の日本人産後ドゥーラとコーヒー・タイム

続けて更新です。
妊娠サポートグループの後、3 G's Cafeという美味しいボリビア・コーヒーを飲ませてくれるお店で、Cさんと愛娘Yちゃん(9ヶ月)にお会いしました。

Cさんは、以前、妊娠サポート・グループに参加して頂いたり、産後料理サービスをご提供させて頂いたりしていた方ですが、福祉関係やライター経験など、いろいろなバックグラウンドをお持ちで、思慮深い、しかも顔の広い方なのです。(*産後料理サービスは今はやっていません。)

そのCさんが、ポストパータム(産後)・ドゥーラになることにご興味があるというので、会わないわけにはいきません。ぜひ応援したいです。(実は、逆に私の方が応援されてるんですけどね。)

産後ドゥーラとは、ベビーケア/授乳サポート、身の回りの手伝い、などをしてくれる職業です。家族や友人が遠い日本にいるベイエリアの日本人カップルにとって、日本人の産後ドゥーラがベイエリア(Mid-Peninsula)にいてくれたら、どんなに安心だろう、と思います。

実は、Cさん以外にも、産後ドゥーラになることに興味があるという、日本人マッサージ・セラピストの方もいらっしゃって、ベイエリアの日本人ドゥーラ人口が増えるか?! とワクワクしています。

これで、バース・ドゥーラになりたいという方も出て来てくれたら、もっと嬉しいのですが...。もし、話を聞いてみたい、ということがありましたら、どうぞご連絡ください!


*産後料理サービスは、再会する予定はないのですが、実は、日本人でケータリングをやっているプロの方に、母乳育児にやさしいメニューをご提案いただけないかどうか、お話してみようかなぁ、なんていうことを考えています。

今日お会いしたCさんや、妊娠サポートグループの新ファシリテーターのYさんは、ベイエリア在住経験も長く、グルメなので、いろいろと情報を持っていらっしゃるんですよね。それで、連絡できそうなケータリングの方をご紹介頂きました。

この件に関しては、別の投稿でまた書きたいと思っています。


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シリコン・バレー妊娠サポートグループ(第19回)の様子

2月13日(月)に開催しました。参加者は10名。うち、経験者5名(うち二人ご出産された方1名、二人目をご出産予定の方1名)、初産の方5名。

日本で出産経験のある方、妊娠10週目の方から3月中旬に出産を控えていらっしゃる方まで、いろいろな経験、段階の方がいらっしゃいました。

経験者の方たちは、ほとんどが以前サポートグループに来てくださっていた元妊婦さん。今回は3ヶ月から1歳までのお子さんを連れて戻って来てくれました。

皆さん、育児で大忙しだと思うのですが、こうやって、少し落ち着いて来た頃に、経験談を話に戻って来てくださるのは本当に有り難いことです。

今回も、妊婦さんの方からいくつか質問があり、それぞれの質問に経験者のご意見を聞きましたが、共通部分もあれば、5人いればやはり5人違うお話もあり、興味深かったです。

話題は、入院時/産後お役立ちアイテム、担当医(産科医、小児科医)の選び方、自然か麻酔か、そして、出産間近の方がいらっしゃったので、経験者の方には、実際のご出産経験について、印象に残っていること、役立ったことなどもお話頂きました。

私はほとんど口を挟まず、でも、かなりバランスの取れた内容になっていたのではないかと感じました。これも、5人もの経験者の方に話を振れたおかげです。皆さん、ありがとうございました!

一通り全員での話が終わった後は、参加者同士でご歓談して頂きました。なんだか、いい感じで話が盛り上がっている様子でした。友達作りにもってこいの場所だと思います。

次回は、3月12日(月)の開催予定です。詳しくは、こちらのホームページをご覧下さい。


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2012年2月13日月曜日

お金の話〜驚愕の車関係経費〜

今回の話は、ぶっちゃけ、お金の話なのですが、内容は、バース・ドゥーラになろうかと思っている人向けです。

昨日、やっと重い腰を上げて、税申告の準備を始めました。(ブログやってる場合じゃないですよね...。でも、いい息抜きなんです。息抜きのが長いですけど...。)

まず、2011年度のドゥーラ関係経費をまとめようと、Schedule C (Profit or Loss from Business)という自営業者向けの書式の項目を元に、計算してみました。

そこで、一番、びっくりしたのは、車関係の経費

アメリカ政府統計を元にした車関係経費の計算方法は、6月30日以前は、1マイルにつき51セント、7月1日以降は、1マイルにつき55.5セントです。これで計算すると、ガソリン代、メンテナンス代、保険代などを含めた車関係経費となります。

私は、2011年度、出産付添いのクライアントさんが6カップル、出産準備クラスのクライアントさんが6カップル(そのうち、純粋にクラスだけを取られたのは3カップル、それ以外の3カップルは出産付添いのクライアント・カップル)、産後の料理サービス(今はしていません)が2カップルでした。

一番遠くまで出かけたのはサンフランシスコの出産付添いクライアントで、私の住むパロアルトからは往復で約90マイル(144キロ)ですが、3カップルでした。1カップルにつき、通常は5回往復することになりますが、2011年度は不規則的な訪問なども含め、サンフランシスコとパロアルトを19往復しました。

そんなこんなで、2011年度の全マイル数は、約2460マイル(約4000キロ)で、車関係経費に換算すると、なんと、約1300ドル。パーキング代を含めると、約1400ドルとなりました。

これ、2011年度ドゥーラ関係収入の約1/3に当たります......。そして、ここまでではありませんが、もちろん、その他の経費も当然あるわけで、利益としては、かなり、少なくなります。赤字は免れました。

おそらく、2010年度に受けたトレーニングなどの投資も考えると、まだ元は取れていないように思います。時給は、計算していませんが、かなり低いはずです。

以前の投稿でも、ドゥーラは「やりがい」がメインで、収入的には厳しいことを書きましたが、この数字を目にした時には、かなり、びっくり、でした。

(経費がほとんどかからない翻訳業をずっとやっているから、余計にびっくりしたかもしれません。)

ドゥーラとて、やはり生活していかねばなりません。ということは、経済的なこと考えると、やはり、サービス地域は絞った方が良い、という結論になります。

もちろん、私は、2011年度は一応1年目の新米だったわけで、サービス料金が比較的低めの設定だったこともあり、さらに経験年数を積んで行けば、改善される点もあるとは思います。

しかし、サービス地域を絞った方が良いという結論には、経済的なものだけではなく、自分が目指すサービスの質とか、自分のストレスにもかかわってくると思います。

例えば、私の場合、サンフランシスコに到着するまでに約1時間を見ていますが、3カップルのうち2カップルのお産の進行が非常に早く、「間に合うかどうか」とてもストレスに感じましたし、近くにいれば、もっとサポートをさせて頂けていたのではないかとも感じています。

というわけで、お金の面からドゥーラの昨年度を振り返ってみました。やる気をなくさせるような内容になってしまったかもしれませんが、以前にも書いたように、「やりがい」という面も重要です。こちらの投稿では、ドゥーラ活動一年目をお金以外の面からも振り返っていますので、よろしかったらご覧下さい。


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2012年2月12日日曜日

アメリカでの出産〜日本との違い〜(パート2:出産直後)

今回は、出産直後のことについて書きたいと思います。([追記]: 「アメリカでの出産〜日本との違い〜(パート1: 出産)」はこちらのリンク先をご覧下さい。)

よくご存知とも思いますが、一番の違いは、アメリカでの出産後の入院期間が短い、ということです。通常の出産だと産まれてから48時間、帝王切開で72時間です。

では、短い入院期間によって何か問題になってくるかと言えば、やはり、赤ちゃんケア、特に授乳にまだ慣れないうちに家に帰されてしまう、ということではないでしょうか。

産後のケアについても、またしても自前、になってくるのです。

アメリカの他の地域の状況は、はっきりと把握していませんが、サンフランシスコ・ベイエリアについて言えば、

まず、出産前、ベビーケア、授乳のクラスが各所で行われているので、まずは事前に知識を得ておくことが大切です。

しかし、実際に赤ちゃんがいない状態で、いろいろ聞いても、ピンと来ない部分もまだありますよね。

ですから、赤ちゃんが産まれてからの短い入院期間中に、担当の看護師さんや、母乳育児のスペシャリストであるラクテーション・コンサルタントに、できるだけ、いろいろ質問したり、自分のケアの仕方を見てもらったりしておくことが重要です。

ここで日本と違うのは、自分から働きかけないと教えてくれない、というケースが多いということです。ですから、産後直後で気持ち的にも大変なのですが、パートナーにも手伝ってもらって、積極的に、何でも聞くと良いと思います。パートナーの方も、赤ちゃんケアのこと、さらに、どうやってお母さんをサポートしたらいいかを学ぶ良いチャンスです。

さて、病院から家に帰ってくると、最初の1週間がまず山です。人生最大の寝不足と闘いながらの、慣れない育児が始まります。日本から家族が手伝いに来てくれたり、近くに住む友達が手伝いに来てくれたり、という人も多いようですが、そうでない人もいます。

手伝ってくれる家族や友人がいない人は、ポストパータム・ドゥーラ(産後のベビーケア、授乳、身の回りのことを手伝ってくれる職業)のような人に頼むこともできます。探し方は、こちらを参考にされてください。夜寝たい、という人には、Night Doulaといって、夜に来てくれるドゥーラもいれば、双子専門の人など、いろいろなドゥーラがいます。

そして、産後の最大の試練は、やはり授乳、という人が多いようです。では、何か問題がある場合、心配ごとがある場合、どうすればいいでしょうか。かかりつけの小児科にラクテーション・コンサルタントがいる病院もありますが、そうでない場合、以下にいくつかご紹介します。

ラ・レーチェ・リーグ ベイエリア(ペニンスラ)では、日本語で母乳育児グループが月一回開催されています。また、電話相談なども受けられます。

nursing mothers counsel 母乳育児に関する電話相談を受け付けたり、母乳育児クラスを提供しています。

上の二つは、ボランティアによる支援です。

自分でランクテーション・コンサルタントなどを雇う場合、かかりつけの病院でも紹介してくれるかもしれませんし、ラ・レーチェ・リーグやnursing mothers counselに紹介してもらってもいいと思います。そうでない場合は、Blossom Birthのこちらのページもご参考にされてください。

何か、他にお気づきの点、あるいは、アメリカ以外の状況などについても、コメント頂けたら嬉しいです!



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2012年2月11日土曜日

アメリカでの出産〜日本との違い〜(パート1:出産)

よく、「日本とアメリカの出産の違いについて知りたい」というご意見を妊娠サポートグループで聞くことがあります。


私自身、日本では出産経験もドゥーラ経験もないので、以下は、日本で助産師をされていた方と1年間一緒に妊娠サポートグループのファシリテーターをしている中から感じたことです。まずは、出産自体の大きな違いについて書きます。


まず、妊婦さんの立場から見て一番大きな違いは、やはり、アメリカでは硬膜外麻酔(いわゆる、無痛分娩、和痛分娩)が、オプションとして選べる、ということだと思います。


やはり、妊婦さんが出産に関して一番恐れを抱くのは、「痛み」だと思います。いろいろな方とこの話題になることがあるのですが、「アメリカには、せっかく無痛分娩があるのだから、当然する」という意見の方が多いように思います。


これはごく当然のことだと思います。今ではドゥーラをしている私自身も、妊婦だった時、当然そのように感じていましたし、痛みへの恐れから、硬膜外麻酔の副作用などあまり気にもせず、迷わず、選択しました。


硬膜外麻酔の副作用については、口頭ではほとんど説明することもないまま、積極的に薦める産科医も多いことも、この傾向に影響しているかもしれません。


ただし、これに関しては、以前からも書いているように、薬には必ず副作用があり、鉗子分娩などの介助分娩になる可能性が高まったり、そして、薬は赤ちゃんにも移行するため、授乳や赤ちゃんとのbonding(絆の形成)にも影響するとも言われています。


この辺りをしっかりと考えてから、また薬以外の痛みの緩和方法も知った上で、選択されると良いと思います。また、硬膜外麻酔を選択されたら、なるべく入れるタイミングを遅らせる、という選択肢も考えられると良いと思います。


硬膜外麻酔については、こちらのホームページでもまとめていますが、また情報を更新していくつもりです。


例えば、初産の方で、最初から硬膜外麻酔を選択する人が多いのは、やはり、痛みへの恐れが大きいからではないでしょうか。また、たとえ最初は「できるだけ自然で産みたい」と思っていても、最終的には、オプションとして手軽に選べてしまう硬膜外麻酔を使う、ということもあるだろうと思います。


最後まで自然でいくには、かなり強い覚悟と、さらに、お産が進むと誰でも最終的にはこの覚悟は揺らいできますから、周りからの強力なエモーショナル・サポートが必要になります。


そして、これが、日本とアメリカの大きな違いの二つ目にもなるのですが、アメリカには助産師のいる病院が少ない、というが、硬膜外麻酔を早々に入れることに拍車をかけているようにも思います。極端な病院では、少しでも痛みを訴えると、自然な痛みの逃がし方をほとんど知らないスタッフが、すぐに薬の使用を持ちかけてきます。


ですから、もし「できるだけ自然で」と思っていたら、痛みを逃す方法を自分たちが事前にしっかり学んで準備しておかなければならないのです。


つまり、日本では、病院で知識豊富な助産師や看護師がやっていることを、アメリカだと一般的に全て自前でやるのです。特に、出産のことなど、見たことも聞いたこともないパートナーが、その大役を担うことになるのです。(家族や友人が遠い日本にいる日本人カップルにとって、このパートナーの役割はさらに増すかもしれませんね。)


そういうわけで、ドゥーラのような職業に需要が出てくるのでしょう。もちろん、日本でも、忙しい助産師や看護師がずっと付き添ってくれることは珍しいかもしれません。しかし、前の投稿でも書きましたが、ずっと継続して付き添ってもらうということが大事ですから、日本でもドゥーラのような人に付き添ってもらうと、お産に対する満足度は高まるのではないかとも思います。(ドゥーラの探し方は、こちらを参考にされてください。)


日本の「痛みに耐えてこそなんぼ」みたいな考え方に反発する気持ちを持っていらっしゃる方も多いように感じています。周りの人は、あくまで、non-judgmentalな(自分の意見を押し付けない)対応が必要です。


ドゥーラを始めた頃は、そりぁ自然出産の方が、お母さんにも赤ちゃんにもやさしいのだから、そういうことも伝えていかないと、という気持ちが強かったのですが、最近では、やはり、これは個人の考え方などに大きくよるものだとも感じています。


気持ちの面も含めて陣痛に対する準備ができていなかったり、周りからのエモーショナル・サポートが乏しかったり、あるいは予想以上に長丁場のお産になって心身ともに疲れるケースがあったり、などで、もし自然に産むことが辛い経験になってしまったとしたら、満足なお産にはならないかもしれません。最終的には、柔軟性を持つということも大事だと思います。


また、「自分で選ぶ」「自分で決める」というような考え方の人がいる一方で、「産科医はプロなのだから、全ての決断をまかせる」という意見の人もいらっしゃいます。そのような考え方を周りが変えることなどできません。もちろん、薬の副作用や、自然な陣痛への対処法があることなど、情報発信していくことも必要だとは思っていますが、これもあくまで、non-judgmentalな(自分の意見を押し付けない)態度が必要だろうと思います。


何か、他にお気づきの点、あるいは、ベイエリア以外のアメリカ、アメリカ以外の国の状況などについても、コメント頂けたら嬉しいです!


次回は、出産直後の違い([追記] ←リンク先を追加しました)について書きたいと思います。



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2012年2月9日木曜日

楽しい?!出産

先日、出産関連情報をご提供させて頂いていた方から、ご出産報告を頂きました。その内容に、ちょっとびっくりしたので、差し支えのない範囲で、ご紹介させてください。


メールの一節には、未明に陣痛が始まってから、夫にずっと付きっ切りでマッサージをしてもらい、助産師さんやドゥーラさんにも応援されながらの、とても満足のいくお産でした。いやはや、出産がこんなに楽しいものだとは!」とありました。


ここまで言い切れるのって、素晴らしいことですよね。でも、確かに、妊娠・出産って、一生に何度も経験できるものではありませんから、なるべくポジティブに捉えられたらいいですよね。こんな風に、出産は楽しい、と思う方が増えていってくれたら、と願います。


そして、そのカギは、やはり、エモーショナル・サポートだと思っています。陣痛が始まってから出産まで、ずっと継続して付き添ってもらうということが重要です。特に、ドゥーラのような一定の訓練を受けた人に付き添ってもらうと、効果が高まるようです。


(ドゥーラ効果については、こちらのホームページにコクラン・レビューの要約(翻訳)を載せていますので、参考にされてください。)


その違いは、おそらくドゥーラが、もちろん、ポジションなどの陣痛対応のアイデアを提案したり、マッサーッジをしたりという身体的なサポートに慣れているということもあると思います。


しかし、最終的には、non-judgmental な(自分の考えを押し付けない)態度で、励まし続ける、というのが大事な要素なのではないかと思っています。そして、そのようなドゥーラがいてくれることによる安心感で、恐れや緊張が和らぎ、痛みも緩和され、満足感も高まるのかもしれません。


ベイエリア(特にペニンシュラ)におけるドゥーラの探し方は、以前にも少し触れましたが、Meet the Doulas Night(リンク先はBay Area Birth Informationのサイト)のようなイベントに参加したり、実際に何人かのドゥーラに会ってみて、「気の合う」人を選ぶことです。Bay Area Birth Information (BABI) のこちらのページでは、ドゥーラを含めたプロバイダー・リストが見られます(search のところに、birth doulaとタイプしてください)。ご参考にされてください。



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新ファシリテーター(シリコン・バレー妊娠サポートグループ)

妊娠サポートグループに新しくファシリテーターをして頂く方の情報を、こちらのホームページに追加しました。

ベイエリアで公認心理療法士をされている、まさしくエモーショナル・サポートのプロでもあり、とても素敵な方なのです。

前回までは、妊婦さんとして、そしてママ(経験者)としてもグループにご参加頂いていましたが、今後はファシリテーターとしてご活躍頂こうと思っています。いろいろ学ばせて頂くことがあると思います。とても楽しみです。

しばらく、二人体制でやっていく予定です。以前にも少し触れたかもしれませんが、今後の妊娠サポートグループ、強力な助っ人にもお手伝い頂いて、参加者の気持ちや考えを、とにかく「聞く」ということ、参加者同士の意見交換、ネットワーク作り、ということに焦点を当てて行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。


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ブログ、こちらに引っ越してきました

Mama's Friendのブログは、こちらに引っ越してきました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

過去の投稿は、http://d.hatena.ne.jp/birthsupport/ をご覧下さい。

賢いお産~エビデンス(科学的根拠)の重要性~コクラン・レビューがカギ

数年前に、たまたま友人から譲り受けた「Trick or Treatment」を、今さらですが、読み始めました。

この本は、いわゆる代替医療、つまり、鍼灸、ホメオパシー、カイロプラクティック、漢方薬などの植物薬など、西洋医学以外の治療法について、その効果と安全性をエビデンスを元に書かれれています。

これを読み始めて、何でもかんでも「自然志向」というのもリスクがあるのだなぁ、と気づかされています。代替医療の方が果たして西洋医学よりも効果があり、しかも(これが大事ですが)安全なのかどうか、ということは、じっくりと見極める必要があると思います。

つまり、エビデンス(科学的根拠)に基づいているかどうかを確認することが重要です。本の中には、代替医療の死につながるリスクについても触れられているので、「自然だから安全」という考えはなくなりました。

かなり大雑把にまとめてしまうと、エビデンスに基づいて効果があるとされる代替医療は少なく、逆に、危険な状況に陥ることも多いということです。

ドゥーラの観点から、この本を出産に関連づけて少し考えてみました。もちろん、ノーマルな妊娠/出産に関しては、当然病気ではないわけですから、深刻な病気と比べると、ノーマルな出産に対する私が知っている一般的な代替医療の安全性への危惧はほとんどなくなるでしょう(効果があるかどうかは別です)。

また、ノーマルな出産において西洋医学の医療介入をすれば、当然、自然に身をまかせていれば生じなかった副作用が生じるわけですから、代替医療が、例えプラシーボ効果であったとしても、西洋医学に頼る前に試しておきたい、という人もあるでしょう。もちろん、もしプラシーボ効果だと分かっていたら、する人はいないとも思いますが...。

プラシーボ効果は、ウィキペディアには、「偽薬効果」とありますが、「思い込み効果」とすると、私はしっくりくるのですが、どうでしょうか? つまり、実はエビデンスとして何の効果もないけれど、効くと思い込んでいると効果が出ることもある、ということですよね。

思い込みで良くなるならいいじゃないか、という意見もあるかもしれませんが、ただし、注意しなくてはいけないのは、例えば、深刻な病気の場合に、エビデンスがないのに代替医療が効くと信じて、エビデンスに基づく西洋医学の治療をやめてしまったとしたら...というようなことに、この本は警鐘を鳴らしています。

さて、エビデンスに基づく、といえば、コクラン・レビューでは、西洋医学はもちろん、代替医療についても、エビデンスに基づいた研究のレビューをしています。"Pregnancy & Childbirth"(妊娠と出産)の項目には、本日現在、429件ものレビューが掲載されています。

西洋医学に関しての例としては、

2011年10月のレビューで、多くの病院で陣痛短縮のためにルーチン化されている人口破水についての次の記述があります。

"The evidence showed no shortening of the length of first stage of labour and a possible increase in caesarean section. Routine amniotomy is not recommended for normally progressing labours or in labours which have become prolonged."

和訳すると、「(人口破水は)陣痛初期の長さを短縮せず、帝王切開の可能性を高めるため、ルーチン化された人口破水は、ノーマルなお産にも、長引いているお産にも薦められない」とあります。

そして、代替医療の例としては、

2011年11月のリラクゼーションの陣痛に対する和痛効果については、以下のような記述があります。

"The review of eleven randomised controlled trials, with data reported on 1374 women, found that relaxation techniques and yoga may help manage labour pain. However, in these trials there were variations in how these techniques were applied in the trials. Single or limited number of trials reported less intense pain, increased satisfaction with pain relief, increased satisfaction with childbirth and lower rates of assisted vaginal delivery. More research is needed."

和訳すると、「このレビューでは、11のランダム化比較実験(合計1374人の女性のデータ)を対象とし、リラクゼーションやヨガは、和痛に役立つ可能性があると認めた。ただし、これらの実験におけるリラクゼーションやヨガの手法の適用の仕方には差異がある。一つ、あるいは限られた数の実験においては、激痛が減り、和痛効果への満足度が高まり、出産に対する満足度が高まり、介助分娩の確率が減った。さらなる研究が求められる。」

ここでは「さらなる研究が必要」とありますが、確かに、代替医療に関しては「十分なエビデンスがないため、さらなる研究が必要」というものが多いです。つまり、しっかりとした研究があまり存在しない、ということですよね。

この辺りをどうとるかは人それぞれかもしれませんが、あくまでノーマルな出産に関しては、西洋医学の医療介入による副作用を回避するために何でも試してみたい、という人は多いのだろうと思います。

いずれにしても、エビデンスに基づいた意思決定をする際に、コクラン・レビューは非常に効果的な出発点となると思います。

ここら辺のところ(キーワードは、妊娠/出産/エビデンスに基づく意思決定/西洋医学/代替医療)、あくまで冷静に(つまり、自然志向の強い人が多いドゥーラ社会側にも寄りすぎず、ルーチン化された医療介入を薦める医療者側にも寄りすぎず、中立的に)、何を選択して、何を選択しないのか、という判断にとても重要だと思われます。

もっといろいろ読み進めて、少しずつでもまとめていけたらなぁ、最終的には本(翻訳ではなくて)につながればいいなぁ、などと妄想していますが、さてどうなりますか。

実は、こんなことを考えている背景には、「エビデンス」と口では言いながら(つまり影響力を与えようとしながら)、実はエビデンスに基づいていないことを言う人が、どちらの世界にも結構いるものなのだな、と感じていることもあります。これは、もちろん、自分への戒めも含めてのことです。

やはり、学んだことを鵜呑みにしたり、他の視点を持たなかったり、新しい情報を入手しなかったり、というのは、医療者にせよ、ドゥーラにせよ、あるいは他の職業にせよ、誰にでもありがちなことだろうと思います。もちろん、自分も含めてです。こんな風に考えるのも、科学者の妻を長年しているということも、影響しているかもしれませんね...。

とにかく少しずつ進めて行ければと思っています。誰か、同じようなことを考えている人、賛同して頂けそうな方をご存知でしたら、ぜひご紹介ください!


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