妊娠・出産・産後に関するお役立ち情報は、特に2012年に書いたものが多いため、古くなってくるものもあります。
あくまでご自身のリサーチの出発点として受け取って頂けると幸いです。

2012年4月29日日曜日

陣痛誘発は少なくとも妊娠39週まで待つのがベスト

4月21日(土)、パロアルトにあるNPOのBlossom Birthで、同団体とMarch of Dimes主催の講演(Healthy Babies are Worth the Wait: The March of Dimes Initiative to Educate Women and Health Care Providers on the Importance of a Full Term Pregnancy, Laurie Polivy, RN, MS, CNS)を聞いてきました。大事なメッセージであると思うので、こちらでも少しではありますが、ご紹介したいと思います。


Polivy氏によれば、1979年以来、米国産婦人科学会 (American Congress of Obstetricians and Gynecologists)は39週以前の医療的な必要性のない陣痛誘発に対して警告を発しているそうですが、その率は上昇しているそうです。


しかし、まず、こちらのサイトの赤ちゃんの脳の大きさの比較をご覧頂くと一目瞭然ですが、35週の赤ちゃんの脳の大きさは、39〜40週の赤ちゃんと比べると2/3です。


赤ちゃんは、最後の数週間も脳や肺など大事な成長を遂げています。もちろん、医療的な必要性のある(妊娠や赤ちゃんの健康に問題がある)場合の陣痛誘発は別ですが、そうでないなら、最低39週までは待つのがベストということです。


Polivy氏によると、例えば、ある研究による帝王切開率を見ると、医療的な必要性のない陣痛誘発をしたグループは57%、自然に陣痛がきたグループは31%と、陣痛誘発によって帝王切開率が急上昇したそうです。(帝王切開の安全性については、こちらをご参考ください。)


さらに、出産時の週数と赤ちゃんの羅患率との関係は、以下のようなデータがあるそうです。


 40週・・・・2.5%
 39週・・・・2.6%
 38週・・・・3.3%
 37週・・・・5.9%
 36週・・・12.1%
 35週・・・25.6%
 34週・・・51.9%


*講演中、研究名やデータ元など、詳しい情報のメモを取り切れませんでした。入手できればまた追記します。


さらに、前述のサイトでは、少なくとも39週以降に生まれると、脳、肺、肝臓が十分に成長する、視力や聴力の問題が起こりにくい、健康な体重で生まれた赤ちゃんは体温を保ちやすい、授乳の問題が起こりにくい、というメリットについても触れています。


どうでしょうか? やはり、赤ちゃんのことを考えると、可能であれば(医療的必要性がなければ)、少なくとも39週まで待つのがベスト、ということのようですね。



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2012年4月28日土曜日

母の日のコメディー・ショー開催のお知らせ

Palo Alto市にある妊娠・出産・産後の家族をサポートするNPOであるBlossom Birthから、母の日のコメディー・ショー開催のお知らせです。
  • 日時: 2012年5月5日(土)夜7時〜9時半
  • 内容: Jacki Kane氏によるstand-up comedy(Jackiさんご自身二人のお子さんの母。タイトルは「毎日が母の日...さもないと!」(Every Day is Mother’s Day…Or Else!) ということで、母の日にちなんだ内容です。おもしろそうです!)
  • 場所: 555 Waverley St, Downtown Palo Alto
  • 料金: 前売り25ドル、当日30ドル(Blossom Birthのファンドレイザーです。)
お子さんをお父さんに預けて仲良しの女子だけで参加されるのも良いですし、お父さん&腕に抱っこされている赤ちゃんとご一緒でも歓迎だそうです。

さらに詳しい情報は、こちらのサイト(英語)をご覧下さい。



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2012年4月26日木曜日

お産で麻酔を頼むタイミング?!

しばらく前に読み終えたYour Medical Mind--How to Decide What is Right for You (Jerome Groopman, Pamela Hartzband)ですが、自分が一体どんな医療を望むのか、どうすれば望む医療を受けられるのかを考えるのに役立つ良書と思います。


少しずつですが、ドゥーラ的観点から、なるほど! と思った部分を引っ張り出して、お産に関連づけて考えてみたいと思っています。


まず、人の意思決定は「熱い」か「冷めている」かという状態によって左右される、ということ。


著者の例を借りると、お腹がとても空いている時(つまり「熱い」状況)に買い物に行くと買いすぎてしまう傾向がありますが、同様に...


"...when we're in pain, anxious, angry, or frustrated, we are "hot" and prone to make choices that we imagine will quickly improve our condition. In such a hot state, studies show, patients tend to choose poorly. They discount too deeply the risks a treatment entails, and they overestimate its chances for success." "...decision making is more deliberate and deep when we have "cooled down," meaning we're more physically comfortable. We're better able to see the downsides as well as the positives and to appreciate the likely impact of a particular choice more accurately." (p75)


和訳すると...
人は、痛み、心配、怒り、憤りを感じている時、「熱い」状態にあり、現状を早く改善してくれると思う選択肢を選ぶ傾向がある。研究によると、患者は「熱い」状態にある時、乏しい選択をする傾向にある。治療に伴うリスクを非常に軽く見て、成功の可能性を過大評価する。」逆に「人は、「冷めている」状態の時、つまり、身体的により落ち着いている時、その意思決定はより慎重で深いものとなる。悪い面、良い面、両方をよりよく見ることができ、ある選択がどのような影響を持つのかをより的確に理解することができる。」


では、これをタイトルの、お産で麻酔を頼むタイミング、と結びつけて考えてみたいと思います。


まず、お産の痛みが不安、という人は多いのではないでしょうか? (かく言う私もそうでしたし、また妊娠すればそうなると思います。)


妊娠中、なるべく、この不安を取り除いて、「冷めている」状態で自分の嗜好について考えてみるということが大事なのではないかと思います。


では具体的にどう不安を取り除くか? 


例えば、ヨガ、めい想、自己催眠、呼吸、その他のリラクセーションなどのツールを使われると良いかもしれません。また、実際のお産の時は、これらのツールや、ポジション、マッサージ、シャワー、お風呂なども使うと和痛効果がありますので、練習されておくと安心につながると思います。(このような自然な和痛ツールを教えてくれる出産準備クラスを受けられると良いと思います。)また、性的虐待やトラウマの出産経験のある方は、心理カウンセラーに合うなどして、事前に対峙されておかれると良いと思います。


...と、不安をなるべく取り除かれつつ、お産の自然な流れのことも学ばれつつ...


麻酔の副作用やリスクを知り、使うかどうか、使うならいつか、自分にとってのベストを考えて選ばれると、満足・納得の行くお産につながるように思います。(硬膜外麻酔についてはこちらを参考にされてください。)その際、こちらの表(英語)も参考にされて、和痛のための薬や麻酔に対するご自身の嗜好レベルをチェックされる良いかもしれません(いずれ日本語にしたいと思っています)。


実際には、麻酔はActive Labor(活動期、子宮口4〜5センチ以上)に入ると頼むことができるので、もちろん、なるべく早く頼みたい、という方もいらっしゃると思います。このような決断も、当然、尊重されるべきだと思います。(前述の表で言うと、+5より数字の大きい人に当たります。)


でも、もし、病院出産(つまり、手軽に麻酔を頼める状況)でなるべく自然に産みたい(薬や麻酔を避けたい)、と思っていらっしゃる方は(前述の表であれば−3より低い数字の人ですね)、以下のようなことが役立つかもしれません。


まず、痛みに溺れると、お産は赤ちゃんに会うためにあるのだ、ということを忘れがちですので、思い出して頂ければと思います。周りのサポートの方も助けとなる言葉をかけると良いと思います。


また、バース・プラン(Birth Preferences)に、なるべく自然なお産にしたい旨、例えば、看護師さんが薬を勧めないようになど、記されておくと良いと思います。(バース・プランについてはまた投稿したいと思っています。)


そして、お産が進んで、もし麻酔のことが頭に浮かんで来たら、陣痛の波が来ている時に決断しないということです。痛い時には自分らしい判断はできない、ということですよね。周りのサポートの人にも、「まずはこの波に集中しようね、一緒に息を深ーく吸って、吐いてー...いいよ、いいよ...もうすぐ終わるよ、(終わったら)よく頑張ったね」というようにサポートしてもらって、その波が終わってから考えるといいかもしれません。(呼吸は、波が始まりそうになった時から始めるのが良いと思います。)


サポートしている人は、産婦さんが「もう無理、できない!」と言うのは、麻酔を頼みたいということと必ずしもイコールではない、ということも理解しておくといいと思います。ただ単により強力なサポートが必要なだけかもしれません。


特に、自然分娩への気持ちが強い人(前述の表で−5より低い数字の人)に対しては、周りのサポートの方も、すぐあきらめるのではなく、例えば、波と波の間の落ち着いている時に、「あと何回(何分)くらいだったら乗り越えられると思う?」と聞いてみて、具体的な数字が出れば、「じゃあ、あと〜回がんばってみよう。先のことは考えずに、とにかく一つずつ、乗り越えていこう。一つ波を乗り越える度に、赤ちゃんが近づいているよ。波と波の間には休息できるからね」というように励まされるといいかもしれません。(なるべく、妊娠中から「陣痛」や「痛い」など、痛みを連想させる言葉は控えられると良いと思います。)


また、ポジションや呼吸のリズムを少し変えてみる、などしても良いかもしれません。


とはいえ、お産が長引いて疲れきっていたり、難しいお産だったり、などの理由で、考えが変わる(あるいは変えた方がよい)という状況もあるかもしれません。本当に麻酔を頼みたい時の合い言葉を決めておかれるといいと思います。


そして、これが大事だと思いますが、自然で行きたいと思っていたけれど、最終的に麻酔を使うことになった、としても、それも立派なお産である、ということを忘れないでほしいと思います。


皆さまから何かご意見、アイデア、あるいはご質問などがありましたら、ぜひお知らせ下さい。



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2012年4月24日火曜日

ベイエリアでのドゥーラの探し方


過去の投稿でも、ちらほら触れていますが、こちらの投稿でもまとめておこうと思います。

まず、出産ドゥーラ効果は
  • 帝王切開や補助分娩などを伴わない自然分娩をする確率が高くなる
  • 鎮痛剤の使用率が低くなる
  • 満足度が高まる
  • 分娩時間が少し短縮される
  • 新生児のアプガー・スコアが低くなることが少なくなる
というようなことがあります。


以下、出産/産後ドゥーラの探し方です。


いろいろなドゥーラに一度に会えるMeet the Doulas Nightという会は、こちらのサイトに情報が載っています。Campbell、Palo Alto、San Mateoで開催されているようですね。この他にも、このような会の情報をお持ちでしたら、ぜひお知らせ下さい!


上記のような会はないようですが、SFエリアの出産・産後ドゥーラ(Birth DoulasとPostpartum Day and Night Doulas)のリストをNatural Resourcesというセンターのサイトで見ることが出来ます。

また、Blossom Birthのこちらのサイトにベイエリア各地域(Berkeley、San Francisco、Palo Alto、Campbell)のリソース・センター情報が載っていますので、併せてご活用ください。


私が個人的にお薦めのドゥーラもいますので、連絡先など知りたい方は、どうぞ遠慮なくご連絡下さい。私の好みもあると思いますので、ご自身に合うかどうかは、一度会われてから決められると良いと思います。いつも書いていますが、自分と「気の合う」ドゥーラを選ばれると良いと思います。



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2012年4月22日日曜日

母乳はいつがやめどきですか?

母乳育児については、あまり詳しくないのですが、友人からコメントで質問を頂き、ラ・レーチェ・リーグの「だれでもできる母乳育児」を元に返答しました。また、その後、ベイエリアのラ・レーチェ・リーグのリーダーRさんにも聞いてみました。このやりとりが参考になる人もいるかな? と思ったので、関係のある部分だけ抜粋して、こちらでもご紹介します。


ただし、コメントでのやりとりなので、個人的な状況がはっきりとつかめないままに返答しています。また、お産と同じで、母乳育児もかなり個人の考え方・嗜好の違いで、自分にとってのベストが変わってくると思いますので、差し引きしながら読んで頂ければと思います。また、何かアドバイス、ご意見がある方は、ぜひコメントをお願いします。


  1. こうめ
    母乳はいつがやめどきですか?
    1歳3カ月の息子は、今でも、2〜3時間おきに母乳を要求します。夜中も2〜3時間おき。まずは、授乳回数、授乳時間を減らそうとしているのですがそれもなかなか。授乳時間は、途中でやめようとすると噛んでくるんです。涙。夜中の断乳で、別室で夫が一緒に寝るのですが、母乳を要求して、2時間でも3時間でも泣き、根負けしてしまいます。
    どのようにすればお互い、負担なく母乳をやめられるでしょうか??
  2. Mama's Friend
    私も授乳のことは少し勉強した程度で、あまり詳しくありません。もし、ラレーチェリーグなど、母乳育児支援のグループが近くにあるようなら、参加されると、他のお母さんたちがどうされているか、いろいろな話が聞けて良いかもしれませんね。

    一応、ご参考までにラレーチェリーグから出ている本「だれでもできる母乳育児」を見てみると......

    まず、「やめどき」というのはなく、結論としては、個人や家庭の事情によって差があってよいということのようです。自然卒乳(2歳、3歳、4歳)まで母乳を続けるという人も多いようですね。続けるメリットとしては、免疫(病気になりにくい)とか精神的に赤ちゃんを満足させてあげる、ということのようです。無理に早くやめる必要は全くないということのようですね。

    もちろん、お母さんの事情で、そろそろ乳離れしたい、という気持ちがあるなら、これはお母さんが決めることでもあると思います。その時は、こうめさんがされているようにゆっくり時間をかけながら授乳回数を減らしていくということのようですね。

    前述の本によれば、

    授乳回数を減らすときは...おっぱい以外の方法で愛情をそそいで...おっぱいに代わるものを与えながら」とあります。具体的には、「おっぱいタイムの代わりにお話をしてあげたり、散歩に出かけたり...水や麦茶、あるいは無加糖の果汁100%のジュースをコップで与える」(あるいは新鮮な果物)など。(ヨーグルトという案も聞きました。)

    「数日間から二週間ぐらいは新しいペースを維持すると...新しいペースに慣れますし、お母さんのほうもおっぱいが張りすぎて困ることがおこりません。様子をみて慣れてきたら、もう一回おっぱいタイムを減らす...あせる必要はまったくありません」ということです。

    いずれにしても「赤ちゃんの様子を見ながら」お昼寝や夜寝る時が必要ならしばらく続けてもいい、としています。「百パーセント完了しないと乳離れしたことにはならない、といった...考え方をする必要はありません」とのことです。

    もうご存知/実行されていることかもしれませんが、0か100か、ではないということ、ゆっくり時間をかけながらでいいということ、どうしても欲しがるときはあげてもいいということ、なども念頭に入れられて、焦らず、お母さんと赤ちゃんが一番納得する方法で進まれていくとよいかもしれませんね。例えば、夜、おっぱいをあげた方が、お互いが楽、お母さんも納得、というのであれば、それはそれでも良い、ということかと思います。

    いろいろ書きましたが、本当に、これは個人差のあることなので、こちらに書いたことも、私には当てはまらない、ということでしたら、無視してくださいね。
  3. こうめ
    ご丁寧でわかりやすいお返事をありがとうございました。
    0か100か、ではないということ、本当にそうですね!!
    自然に少しずつお互いが負担なく卒乳できたらいいなと思います。
  4. Mama's Friend
    ベイエリアのラ・レーチェ・リーグで聞いたことを追加しておきます。当てはまらないこともあるかもしれないので、その時はスルーしてください。

    まず、かむ、ことについてですが、かむのは二つタイプがあって、

    飲み始めにかむのは・・・歯の生え始めでムズムズしている→対処法は、おっぱいを飲ませる前に、歯固めなどをかませる。

    飲み終わりにかむのは・・・遊んでいる→対処法は、もうお腹は満たされて、ほとんど飲んでいないな、という辺りで、おっぱいをはずす。

    もしかまれたら、「ママ痛いから、かむとおっぱいあげたくなくなるから、やめてちょうだい」「かまないんだったら、もう少しあげるよ」というように人として対応する

    まだ小さいので早いと思いますが、もう少し大きくなったら、例えば「ABCソングを歌い終わるまで飲もうね」というようなことをする人もいるそうです。



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2012年4月20日金曜日

オムツをどうする?! 環境にやさしいのはどの選択肢?

環境にやさしいオムツとは?!

ずっと気になっていたトピックなのですが、ちょうどベイエリアのフリー・ペーパー(Bay Area Parent, Silicon Valley, April 2012, p28-32)に掲載されていたので、その内容をご紹介します。元の記事(英語)をご覧になりたい方は、こちらをクリックして下さい。

まず、主なオムツの3つの選択肢は、
  1. 使い捨て紙オムツ・・・便利さのため作られ、一回使用された後は、埋め立て地へ。トイレ・トレーニングが終了するまで、一人辺り数千枚廃棄される。
  2. 布オムツ・・・自宅、あるいはサービス会社によって洗濯され、何度でも使用可能。赤ちゃんの排泄物はトイレに流され、処理されて、自然に返る。トイレ・トレーニング終了後は掃除用などに再利用可能。
  3. ハイブリッド(混合)オムツ・・・外側は再利用可能なカバーで、内側部分は使い捨てライナー。内側部分は、捨てれば埋め立て地行き、コンポスト、トイレに流すなどすれば自然に返る。
と、ここまで読むと、やはり、2と3の選択肢が環境に良いのかなぁ、と思うのですが、それほど簡単ではないようです。

2003年の環境庁(Environmental Agency)の研究によれば、紙オムツと布オムツ(自宅で洗濯と会社による洗濯)を比べて環境への影響(温暖化、再生不可能資源の枯渇などからの面)の数量化を試みたところ、どれも環境に対する全体的な影響は同じ、ただし、影響の仕方は違う、ということだったようです。つまり...
  • 紙オムツは、製造する段階で最も環境に悪い
  • 自宅で洗濯する布オムツは、きれいにするのに最もエネルギーを使う
  • 会社が洗濯する布オムツは、ピックアップ・配達時に追加で燃料を燃焼、大量の排ガスを放出
ということのようです。

2008年の英国政府(UK Environment Agency and Department for Environment, Food and Rural Affairs)の研究では、いろいろな種類のオムツの環境に対する影響は、主にその使い方で変わってくる、とのことです。

ある環境科学者(Dr. Donella Meadows)によると、
  • 紙オムツは、布オムツに比べると原材料が10倍、廃棄物は50倍増える。
  • 布オムツは、紙オムツに比べると上水が50%多く必要で、エネルギーが2倍。洗濯時、より多くの排ガス・排水を出す。乾燥機を使うとさらにエネルギーを使う。
  • 布オムツとトイレに流せる紙オムツは埋め立て地の負担が減る。
そして、
  • 紙オムツは、森林伐採、木材運搬トラックの排気ガス、石油化学・プラスチック工場からの有害廃棄物
  • 布オムツは、綿栽培のための農薬、綿畑の土壌浸食、洗濯機と乾燥機用電力のための石炭燃焼
を意味するということです。

どの選択肢も環境にかなり負荷があるということですね...。

では、私たちにできることは何なのか? 
  • 使い捨て紙オムツの使用回数を減らす。環境によりやさしい原材料を使っているブランドを選ぶ。
  • 排泄物や流せるオムツはトイレに流す。
  • 洗濯、乾燥の時のエネルギー消費を減らす。
  • 専門会社による布オムツのピックアップ・配達回数を減らす
ということのようです。

布オムツを使うことで、赤ちゃんが早くオムツを卒業するかもしれない(→紙オムツの使用回数削減)ということも記事では触れています。また、「分解可能な紙オムツ」は、ゴミ箱に捨てると密閉されて埋め立てられるため、実は分解されない、ともあります。


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2012年4月19日木曜日

スタンフォード大学キャンパス内にて日本語の絵本の会

最新情報は、一番下の追記をご覧下さい。
◇◇◇◇◇

スタンフォード大学キャンパス内で行っている日本語による絵本の会のお知らせをこちらでもさせて頂きます。娘が生後6ヶ月の時から始まり、現在、A.M.さんと私で幹事をさせて頂いています。スタンフォード近辺にお住まいの方でご興味のある方はぜひ遊びに来てください。特に予約は必要ありません。


日時: 毎週火曜日の午後4時ごろから6時まで(絵本の会自体は4時半頃から)

内容: 各家庭から絵本を1〜2冊持ってきてもらい、順番に読み聞かせ、お子さんの好きな歌を歌っています。絵本を読んだり歌を歌う時間はだいたい30分ほど、残りの時間は、子どもはおもちゃで遊んだり、大人は情報交換(おしゃべり!)をしたりしています。

場所: スタンフォード大学内の施設、GCC (Graduate Community Center)

住所: 750 Escondido Road, Stanford, CA 94305

キャンパス内の地図はこちらをご覧下さい。
*GCCは水色の丸で囲ったところ。2階のSydney Roomという部屋です。
*駐車場は地図の赤丸部分を利用しています(Cゾーンは平日午後4時以降、フリーパーキング)。

現在、主に、赤ちゃんからキンダーに入るまでくらいの子どもとそのお母さん(時にはお父さんも)が集まっていますが、年齢制限があるわけではありません。

絵本の会の外のスペースで大学院生が勉強していますので、部屋の外に出たり、大声を出したり、ということのないように注意させて頂いています。

6月12日までは、大学内の同会場で続ける予定ですが、これまでも書かせて頂いていますが、私の夫が6月に卒業予定のため、6月中旬以降、日時/会場などに変更が出る可能性があります。また、こちらの投稿でお知らせします。

[6/21 追記] 今後の絵本の会の予定です。

6/26は、いつも通り、GCC (Graduate Community Center)のSydney Roomにて開催予定です。

GCCの部屋は、大学院生がいないと予約できないため、空いていれば部屋を使い、空いていなければ、GCCの建物正面向かって右側にある芝生で開催します。念のためブランケットをご用意下さい。

7/3は、幹事二人が参加できないため、お休みとさせて頂きます。

その後、7月、8月は、大学も夏休み中のため、GCCも比較的空いていると予測されるので、空いていればSydney Room、空いていなければ外の芝生で、ということにしようと思っています。

また、すぐに必要なわけではありませんが、今後、幹事をゆるやかに引き継いでくださる方も募集しています。二人体制で、どちらかが参加する、というのが主な役割です。場所の確保は現在の幹事もお手伝いします。

これまで、参加メンバーが変わりながら、出会いの場所、子ども達が日本語で絵本に親しみ遊ぶ場所、親達の交流の場所として、4年間続いてきました。今後も続いていけばいいな、と思っています。

どうぞよろしくお願いします。

[7/9 追記] 友人の協力で、引き続き12月頃まで、GCCのSydney Roomを予約できることになりました。
[10/18/12 追記] 9月(だったかな?)から新幹事の元、引き続き開催されています。

[2013年6月20日追記] この会は2013年7月より休止される予定です。また、幹事の方から日本語に親しむ会がマウンテンビューで開催されているというお知らせを頂きました。詳しくはこちらのサイトのカレンダーをご覧下さい。

[2013年6月23日追記]8月以降また再開されるようです。

[2014年1月7日追記]以下、新幹事さんからのお知らせです。「絵本の会は、1月より毎週木曜日の午後4時15分~5時45分に開催日を変更することになりました。今年の開始日は1月9日(木)となります。」

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お産ストーリーNo.1〜大満足の出産(2011年7月米国シリコンバレー)〜

お母さん&お父さん自らが語るお産ストーリーをご紹介していきたいと思っています。アメリカ・SFベイエリアに限らず、世界各地のお産ストーリーも募集しています。お産ストーリーを共有してくださる方は、ブログ主催者の小谷までぜひご連絡ください。


今回は、2011年7月に米国カリフォルニア州(シリコンバレー)で出産されたA.N.さんのお産ストーリーです。もともとメールで出産報告を頂いたものを、了承を得てホームページに掲載していましたが、こちらで再掲載させて頂きます。


◆◇◆◇


出産2日前からお腹の張りに伴って痛みがあり、24時間前にはおしるしと、15分~60分の不規則な間隔の前駆陣痛が続いていました。

数日前の内診では子宮口が開いていなかったので、ドクターにも「来週も検診でお会いできそうですよー」なんて言われていたので、まだかなーという気持ちがあって、いざ出産! という気持ちになれずにおうちで痛みをごまかしながらゆっくり過ごしていました。

その夜、本格的な陣痛が始まってからも、30秒~1分は声も出ないくらい痛かったけれど、それを過ぎるとケロッと笑えるくらいだったので、陣痛ってもっと痛いはず~と思って結構がまんしてしまい、主人も「こんなんで病院行っていいの~?笑」という感じで。


間隔が5分、8分、3分、7分・・・と、これって規則的?これって何分間隔?とよくわからなかったのと、陣痛ってもっと我を忘れるイメージだったんです。間隔がよく分からなかったのは、計り方が、おなかが張り始めたところからとか、痛くなってからとかまちまちだったのかもしれません。

さすがに10分以上の間隔がなくなり、5分を切ることが多くなったので病院に行くことにしました。

陣痛かも??と思ってから、ipad用の陣痛アプリを使って間隔や長さを計りましたが、 
スタート・ストップがワンタッチで楽、時間がだんだん短くなっていく様子がよくわかって、これがすごく便利でした!!

病院にはお風呂にゆっくりつかってから行きました。お風呂につかっている間は陣痛の痛みもだ和らいだように思いますし、ゆっくり気持ちを落ち着けて、呼吸の練習ができたのもすごくよかったです。病院のシャワーはなんとなく使わなかったので、シャンプーしておいたのも正解でした。 

病院に電話したときに、5分間隔であることを伝えると、「初産なら5分間隔が3時間経ちましたか?」と聞かれました。(それが基準なんでしょうか??)5分間隔はまだ1時間程度でしたが、病院に行く道のりも考えて、3時間経った! と言っておきました。

0:30 病院着 
1:00 着替えなど終了 
1:30 内診 子宮口4~5センチ、すぐにエピドゥラルを用意してもらいました。  
1:45 エピドゥラルのための点滴開始
2:30 麻酔科医到着 エピドゥラル開始
3:00 内診 子宮口7センチ
5:00 医師による破膜
6:00 プッシュ開始
6:16 陣痛3回(1回の陣痛の波につき3回プッシュ)で赤ちゃん誕生
6:45 初乳

というわけで、入院して6時間、プッシュ15分で生まれました。生まれた瞬間はへその緒もついた状態からしばらく抱っこさせてもらいました。が、麻酔したあとは歯がガタガタいうくらい震えてしまったり、産を終えてポーっとしていたのもあってカンガルーケアできませでしたー。それはちょっと残念。

促進剤をできれば使いたくない希望があったので、麻酔した段階で子宮口7センチというのはいい進み具合だったなと思います。色々計測された後ですが、分娩台に乗ったまますぐに初乳をあげられたのは嬉しかったです。(が、出産を終えて脱力してしまってあまり記憶がない・・・)

ちなみに出産時には1、2針縫う程度で、ほぼ裂けなかったんです!! 立ち会ってくれたナースが、赤ちゃんの頭が見えてから、頭の形に伸ばしてくれたり、裂けないようにとかなり気を使ってくれていました。「おしりがカリフラワーみたいになる人も・・・」ておっしゃってたのも大丈夫でした(笑)。

おっぱいも順調で、出産当日からどんどん母乳の量も増えて、娘も一生懸命に飲んでくれています。

それから、産後便利だったものはおしりふきのウォーマー! おむつ換えのとき、パックから出したてだと泣いちゃいますが、かいおしりふきなら肌に触れても気づかないことも多いです。トラベル用の小さいものを買いましたが、容量はだいぶありますしカーアダプターもついていてお出かけのときにも便利そうです。

El Camino Hospitalでもらった体温計は華氏の簡単なものだったので日本の10秒で計れる摂氏の体温計は毎日使っています。

あとは、赤ちゃんのお洋服は日本の着物式のものをいくつか用意しましたが結んだりする手間があるのと、はだけやすいので、さっと着せられるかぶりのものが私は勝手がよかったです。

それから、赤ちゃんを半そでのお洋服で、Swaddleでくるんでブランケットをかけて寝かせておいたら腕を外に出してしまっていたようで、体温を測ったら36.2度ということがありました。着ていたガウンの中に入れて抱いていたらすぐ体温は7度以上に戻ったのですが、これほどまでに体温調節ができないとは。長袖のお洋服や暖かいブランケットをもっと用意しておけばよかったです。

出産の瞬間は、感動と興奮と緊張と心配となにもかもが混ざっていて記憶が薄いのですが、出産の一瞬からこんなに愛しい存在ができて、あとからじわじわ感動と実感が沸いてきています。今は一日があっという間ですが、ほんの数日でも娘の成長を感じて
生まれた日からのことを思い出しては時間が経つのがもったいないような気がしています。

妊娠中にはどんな出産になるんだろうと心配でどきどきしていましたが、大満足の出産でした^^




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2012年4月17日火曜日

お産に付添いました〜納得の行った帝王切開〜

4月初旬、クライアントEさんのお産に付添ってきました。

病院はMills-Peninsula Medical Centerでした。初めて行きましたが、担当になった看護師さんたちは、ほぼ全員、自然分娩を希望していたEさんをしっかりサポートして下さいました。ドゥーラに対しても友好的で、働きやすかったです(そうではない病院、看護師さんもいますが、これは、結構しんどいですね...)。

Eさんは、自然分娩を希望されていましたが、誘発剤から始まり、最終的には入院3日目に帝王切開と、結果的には、非常に医療介入の多いお産となりました。が、助産師さんがメインのプロバイダーだったからか、あるいは、病院のシステムが不必要な医療介入をしない、というようになっているからか([追記] たぶん、プロバイダーによるとは思います)、「決断を急がされる」という雰囲気はなく、希望をなるべく尊重してくれ、次のステップ(医療介入)に進むまでに十分に時間をかけてくれた(待ってくれた)、という感じでした。また、Eさんもインフォームド・デシジョンをしっかりとされていたため、最後は、納得して帝王切開へと踏み切った、というご様子でした。

先週、産後訪問も終えましたが(産後訪問についてはまた投稿します)、満足の行くお産だった、とおっしゃっていました。これを聞いて本当に安心しました。やはり、前述したような過程もあり、病院スタッフに対して信頼感を持てたことが一番大きかったのではないかと思います。

不安が大きかった妊娠・出産より、育児の方が楽、ともおっしゃっておられ、母乳育児も順調に進んでいらっしゃるご様子でした。旦那さんも、とてもきめ細やかにEさんと赤ちゃんのお世話をされていて、優しいなぁ、いいご夫婦だなぁ、としみじみ感じました。

さて、今回の私の役割は...
  • 産婦さんがアメリカ人、旦那さんが日本人という初のケースでしたが、旦那さんにお産の進み具合、医療介入の説明などをすること
  • Eさんが集中して陣痛に対応している時に、話しかけてくる担当看護師さんがいたため、待ってもらうよう伝えること
  • 旦那さんと協力・交代しながら、硬膜外麻酔を使用するまでの陣痛対応のお手伝い(マッサージ、ポジション、水分補給など)(呼吸は集中してとても上手にされていました)、硬膜外麻酔使用後しばらくして薬が効かなくなったため、痛みのある箇所のマッサージなど(旦那さんがすごく頑張っていらっしゃいました)
  • 医療介入の際のドゥーラの視点の提供(Eさんに聞かれた時のみ)
が主であったと思います。(付添い時間は、19時間と、最長になりました。)

特に、旦那さんが、Eさんのお産のことをよりよく理解して頂くのをお手伝いできたこと、帝王切開の際の重要な(誰が手術室に入るか)というご決断の時に、ご夫婦のコミュニケーション・ギャップを埋めることをお手伝いできたことが、自分としては一番の仕事だったように思います。(Eさんと旦那さんのご意見は違うかもしれません。)


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2012年4月15日日曜日

ラ・レーチェ・リーグ開催のお知らせ

ラ・レーチェ・リーグ(母乳育児支援の集まり)からのお知らせをこちらにも載せさせて頂きます。リーダーのRさんは、ラクテーション・コンサルタントでもいらっしゃいます。ぜひご参加下さい! 以下、Rさんからのメールより抜粋しています。
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日時:4月19日(木)10時00分-11時30分頃まで


場所:Blossom Birth (299 S. California Ave, Suite 120, Palo Alto)
テーマ:赤ちゃんの誕生~出産前後の問題と家族とのかかわり

テーマに関わらず、参加されるお母さんの悩みや質問について相談したり話し合います。
母乳育児に興味がある方でしたらどなたでも大歓迎ですので、妊婦さんや母乳育児をされているお友達がいらしたらどうぞ一緒にいらしてください。



[追記 4/25] ラ・レーチェ・リーグは、基本的に毎月第3木曜日にBlossom Birthで開催されています。最新情報は、こちらをご確認下さい。



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