初産で臨月「何もかも不安・・・」という人へ
今回は、お産の部分に関して、ごくかいつまんで書きます。
が、出産・産後の詳しいことは、各所で行われている出産準備クラスやベビーケア、授乳クラスなどを取られることをお薦めします。サンフランシスコ・ベイエリアに住んでいる人は、妊娠・産後サポートグループにも来てね😊
お産、自分は分からないと思っていても、実は・・・
身体と赤ちゃんは、産み方、産まれ方を知っています 😊!
後で、麻酔を使うにしても、そこまでは、お産の波は正常であることを意識して、自然の流れに身をまかせましょう!
(*お産をなるべくポジティブに捉えてもらえるよう、陣痛ではなく「波」という言葉を使っています。)
お産の初期では30秒くらい、病院に行くころで60秒くらいの波がきます(個人差あり)。
ある初産の人の例では、24時間のお産の中で、実際のトータルの波の長さは約3時間半だったそうです(個人差あり)。
「長っ😰!」 と思われました? よね・・・
でも、お産の始まりの時のゆるやかな波も含めての時間です。 そして、波と波の間には、何回か深呼吸すれば、5〜10分間くらいの休息期間が必ずやってきます! ずっと痛いわけではありません!
パニックになって波に溺れてしまうと、ますます、痛みが増します。
波が始まりそうだな、と感じたら・・・
● 深い腹式呼吸を忘れずに(特に吐く方に意識して)
● 体の緊張している部分を柔らかくして
● 自分の呼吸に耳をすませ
● 赤ちゃんにしっかりと酸素を送っていることを意識し
● 赤ちゃんもがんばっていることを意識し
● 自分が安心できる場所などをイメージして(ヒプノバースもおススメ)
波を乗り切ることをおすすめします。
パートナーの役割も大切!
● 一緒に深呼吸したり
● 眉間に皺が寄っていたり、肩が上がって力が入っているようだったら、そっと優しく手で触れて、力を抜けるようリマインドしたり
(*言葉で「リラックスして」とか「深呼吸して」と言うより効果的!)
● 励ましたり、安心させたり
(*妊娠中から、どんな言葉をかけてほしいか、聞いておきましょう!)
● 腰など、相手が心地良いポイントをマッサージしてあげましょう
(*妊娠中から、マッサージの練習をしておくと効果的!)
● 波と波の間の休息時間に、水分補給*やトイレ(2時間おきくらい)に行くことも促しましょう
(*言葉数も少なくなって集中して頑張っている様子なら、休息ごとに毎回、ストロー付きの水やドリンクを顔の前に差し出しましょう。言葉や態度で一度断られても、毎回! いつか飲みたくなります。)
バースボール(おススメです)を持っている人は・・・
● 上半身をボールにもたれかかせ、足を心地よい程度に開いて四つん這いのような形になったり
● ボールに座って、上半身をテーブルなど安定した場所にもたれかかせるのも楽です。
(*こちらのサイト(下の方)に分かりやすいバースボールの使い方の写真がいくつか載っています。)
バースボールがなかったら・・・
● ソファーにクッションを積んで良い高さにしてもたれかかったり(膝の下に柔らかいものを敷いてください)
● トイレに座って、上半身をもたれかかれるようにすると楽です。枕を使うと、もたれかかりやすいですよ。
また、シャワーやお風呂、小豆袋*などを使って、身体を温めると楽だという人も多いです。
(*小豆袋とは・・・長い男性用の綿靴下など袋状のものに小豆や米を入れて、レンジで温めると自然カイロのできあがり😊 腰や下腹部など、心地良いところにあててください。産後は肩こりにも使えますよ😉)
予定日の1ヶ月くらい前から、呼吸、イメージ、リラックスを寝る前などに練習されることをおすすめします。
最初にも書きましたが・・・
身体と赤ちゃんは産み方、産まれ方を知っています!
落ち着いて、呼吸とリラックスで波を乗り切りましょう。
一生のうちで多くても数回しかない貴重なお産体験です。 はじめての赤ちゃんとの共同作業、楽しんでほしいなぁ😌と思います。
その他のアイデア・・・
● 環境づくりに、好きな音楽や香りを使ったり、部屋を暗くして、電気キャンドルを使う人もいます。
(*お産は、いかに「野性」に戻れるか、がカギです!)
● バース・ドゥーラに付き添ってもらうと、とっても安心します! おススメ度は、★★★★★ です! ドゥーラの効果や探し方について、もっと知りたい人はこちらをどうぞ。
よかったらコメントでみなさんのおススメや体験談をシェアしてください~!
執筆:ウィコラ創設者・代表 小谷祥子
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