子育てをしているのはママとパパのカップルだけではありません ~ジェンダー・インクルーシブな表現を~
サンフランシスコ🌈にある大学院で医療を勉強したこともあると思いますが、ジェンダー・インクルーシブ、かつ、いろいろな家族のあり方を受け入れる言葉使いに常に気を付けています。
社会的に恵まれている人・社会的影響力がある人は、すでに社会から疎外されている少数派の人たちがさらに辛い思いをしないように配慮していくことを提言します。
ここに随時、私からの提案を更新していきます。他にアイデアがある方はぜひコメント下さい。
*本人がどのジェンダーか分かっている場合は、もちろん、その特定のジェンダーを使っても大丈夫です。あくまで、「全員がこうである」という一般的な使い方をしない、という意味です。
■ 日本語の提案🎌
- お母さん(ママ)、お父さん(パパ) ⇒ 親 (二人以上の親がいる家族形態があることにも留意しましょう)
- 妊婦、プレママ、プレパパ ⇒ 妊娠中の人・家族
- 妻、夫 ⇒ パートナー
- 母乳育児、おっぱい ⇒ 授乳、もしくは、「ラクテーション」を定着させていく
■ 英語でよくある表現
- 自己紹介する時に代名詞を使いましょう
- 例)I'm Shoko, she, her. あるいは、I'm Shoko. My pronouns are she, her, (hers).
- ジェンダー・ノンコーフォミングやノンバイナリーの人たちは、they, them を使うことが多いです。
- 「見た目」で勝手に代名詞を決めるのをやめましょう。知らなかったら、What's your pronoun? と聞きましょう。
- 授乳 lactation (もしくは breastfeeding と chestfeeding を使い分ける)
- トランスジェンダーの男性やノンバイナリーの人たちの中には、breast という言葉を使いたくない人もいます。「女性」器官の名前は、どんな名前を使っているか聞いたほうが良いでしょう。
- Partner(s) は誰に使っても大丈夫
まだ基本的なことしか書いていませんが、また情報を更新していければと思っています。何か質問、こんなことを知りたい、もしくは、こういう表現もありますよ、ということがありましたら、ぜひコメントください。
Photo by https://unsplash.com/@sharonmccutcheon
執筆:ウィコラ創設者・代表 小谷祥子
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